バトラー

2010.03.16

春のホタル

先日、アルカナ周辺の校区である「湯ヶ島小学校」へ
行ってきました。

この日は毎年6月から催される天城ホタル祭りへの
下準備である「洗い出し」という作業を
小学4年生の子供達と一緒に行なう為です。


昨年7月に当時3年生の子供達が、1mm程度の大きさだった
ホタルの幼虫を集めて、川石や餌になる貝と一緒に
学校にある水槽へ入れてくれていました。

この水槽から石や貝に紛れているホタルを1頭1頭探し出す作業を「洗い出し」というのです。

約10ヶ月間大切に育てた80頭の幼虫達は、3~5cm程度に
まで立派に成長をしていました。(ホタルは頭とかぞえます)


昔に比べると天然ホタルの数は年々少なくなってきております。

天城湯ヶ島では、幼虫を保護して育て、清水を維持し、土に戻る場所を作り、地域ぐるみで環境保護に取り組んでいます。


「ホタルにとって住み良い土地は、
人間にとっても住み良い土地になる」 

組合長さんのお言葉です。


真剣にホタルのお話しをされる組合の方々の姿を、
子供達も「洗い出し」で見つけ出したホタルの入ったボウル
を抱えて、真剣な眼差しで見つめていました。

子供達の手で狩野川に放流された幼虫は、4月の終わり頃
雨降る夜に水の中から出て川岸に上がり、土に潜ってサナギになり、6月になると羽化して地上に出てきます。

4月の雨の夜、ホタルの幼虫がおしりの先を光らせながら
川岸に上陸する光景は、素晴らしく幻想的だということです。


成虫になってからは、わずか10日ばかりの命。
それでもまた7月には、小さな命が続いていることを
私達に教えてくれることでしょう。

一緒に作業を行った小学生
「ぼく、ぜったいホタル祭りに行くんだ!」とのこと。
私も早くホタルに会いたいです。

夏の風物詩、古くから日本人に親しまれ
魅力的な光を放って飛び交うホタル。

ここ天城では、伊豆で一番のホタルの数に出会えます。 

アルカナのすぐ側にある猫越川と本谷川の合流点に架かる
出会い橋を中心に、優美な光の舞を見せてくれるのです。

初夏には是非アルカナへいらしてください。
地域の愛情をたくさん注がれて美しく成長したホタル達が
待っています。


Butler michi


【天城ほたる祭り】
2010年6月1日(火)~7月7日(水)

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