伊豆&Izu

2013.5.21

間もなく・・・・大変身☆

この生き物、何か分かりますか?

これは夏の夜に舞う光り、ほたるの幼虫です。
これからの時期湯ヶ島の夜を美しく彩るほたるですが、飛び立つ前は、なんとも…な姿をしています。
この幼虫は、arcanaの近くにある小学校で1年間子供たちに飼育されていました。

大きく育てられた幼虫は川に放され、蛹から成虫の蛍へと大変身を遂げるのです。

幼虫は4月頃の雨の夜に、川底から這い上がり柔らかな土の中で蛹になります。
そして祭りの舞台へ上がる日を今か今かと待ちわびているのです。

蛍のそばに写っているのが、幼虫のお食事の後のカワニナです。
成虫になるまでの間に一匹の蛍の幼虫が食べるカワニナの数はなんと20匹から30匹前後。
食欲旺盛な幼虫に反して、成虫になってからの約2週間は基本的に何も食べずに幼虫時代に蓄えた栄養で過ごすそうです。

富士山と天城山に見守られた自然豊かな湯ヶ島。
ひょっとするとお部屋のすぐそばまで遊びに来るかも知れませんよ。

ここ湯ヶ島で小学生達の愛情をたっぷりと注がれ育った蛍たち。
初夏の夜空に舞う姿を見に来てみませんか?

Butler S

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