バトラーButler

2014.9.30

松茸御膳

秋になると、毎年わざわざ食べに行くお店が小田原にあります。
海鮮問屋直営のお店で寿司、刺身がメインのお店ですが、季節ごとに食材を活かした割烹料理なども提供しています。

この季節は松茸や栗、秋刀魚などを組み合わせた定食。
その年によって定食の名前や値段が少しずつ違うのですが、今年は「一日10食限定・松茸御膳」という名称でした。

まず秋刀魚とアオソイの刺身と共に、栗と松茸の炊き込みご飯が一人用の釜に用意され、燃える固形燃料と共に出てきます。
次に同じように固形燃料で一人用のすき焼きが鍋で登場します。
そして松茸と舞茸が、燃える炭の入った一人用火鉢にのって登場。
3つも火が燃えている食事は旅館でもあまりお目にかかれません。

ご飯が炊けるまで10分ほど。火鉢の松茸を転がして待っていると最後に松茸の土瓶蒸しと秋野菜の天ぷらが出てきました。
さっそく土瓶蒸しの汁を注いでスダチを垂らし一口。幸せの瞬間。土瓶の中は松茸とハモと海老がとてもいい香りを立てていました。

前菜や刺身、天ぷら、すき焼きを一通り味見していると、待望の炊き込みご飯ができあがります。
味にもボリュームにも満足して、もうお腹いっぱいと思った頃、デザートに柿のムース。残しては申し訳ないので別腹に収納。

これで税抜き1480円。当然松茸は国産ではありませんが、秋の味覚を味わうには素晴らしいコストパフォーマンスです。

東名大井松田ICと小田原厚木道路の小田原東ICのちょうど中間、いずれのICからも数分、国道255線の下大井交差点「ふじ丸」です。
東京方面からアルカナに来られる方、お昼ご飯にいかがでしょう。

Butler Yu

ページの上部へ

Secured By miniOrange