バトラーButler

2015.6.12

雨の楽しみ

ぶろぐ

 

『宿の表玄関の車回しにタクシーが到着すると、車のドアの向こうから大きな傘が差しかけられた。

「ようこそ、いらっしゃいませ」

バトラーと呼ばれる宿の女性スタッフが出迎えに来ていた。予期せぬ傘が待っていたことに、少し心が明らむ。

 

部屋で私を待っていたのは、いちめんに広がる雨の森の風景だった。

広々とした部屋の突き当たりがまるごと窓であり、その窓いっぱいに悠々と描かれた絵の具のまだ乾かない絵画のような風景が広がっている。』

 

何度も何度も読み返した大好きな短編小説。

雨の日に目の前に広がる景色を見ているといつもこの一節が頭に浮かびます。

 

また今年も梅雨の季節になりました。

今日も湯ヶ島はしとしとと雨に濡れて幻想的です。

 

アルカナ イズのデザインコンセプトは「北欧」。

この天城湯ヶ島は非常に雨の多い土地で北欧の気候条件によく似ているそうです。

北欧の人々は雨の多い土地でいかに室内で快適に過ごすか・・・

そんなことを考えて家の内装、家具などにこだわり、デザイン性が高く使い勝手の良い北欧家具が全世界に愛されるようになったそうです。

また北欧のデザインは江戸時代から明治にかけての浮世絵などの日本の美術にも大きく影響を受けているとのこと。

 

アルカナでもそんな日本と北欧の美しさを感じて頂きたい・・・

 

アルカナ イズのデザインをした建築家さんが開業前にそんな話をしてくれたことを思い出します。

 

雨の日にアルカナの客室で読書。

普段より少し贅沢な気持ちになります。

 

雨の休日、あなたはアルカナのお部屋でどのような過ごし方をなさいますか?

 

butler C

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