キュイジニエCuisinier

2015.9.28

アルカナのモンブラン~2015年バージョン~

実りの秋、食欲の秋がやって来ました。
この時期にはやはり、モンブランは欠かせない!!と思い、今年は和のイメージで京都のお寺の庭のように仕立ててみました。

和栗のエスプーマを絞り、その上に苔に見立てた和栗の裏漉し、砂に見立てた栗の蒸しケーキをほぐしたもの、石に見立てた渋皮煮などがのっています。
夏頃に和菓子に興味を持ち、知識を得ようと思っていたときに、ちょうど雑誌で「庭」の特集があったので買い求めました。

日本の庭は大きく分けると4つのスタイルがあるそうです。
基本となるのは平安時代には池のある【池泉式】ですが、室町時代には砂や苔で池や海を表現した【枯山水】、桃山時代には茶室を伴う【露地庭】、江戸時代では明かり取りや通風のための空間だった【坪庭】が生まれ進化します。

 

もう一つ面白いのは、西欧の庭です。

侵入者から屋敷を守る役割りもあり、迷路のようにしたものや幾何学模様、シンメトリーなど、自然界にはない造形を作り出しています。
西欧だったら庭の邪魔者として取り除かれてしまう苔や自生する植物をも、美や侘びとして扱うのが日本式です。
今年のモンブランには、そんな~和~の心を込めています。 是非ご観賞、ご賞味いただきますようよろしくお願いします。

 

パティシエMi

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