伊豆

湯ヶ島で「伊豆の踊子」になる。

2010.09.06

湯ヶ島といえば『伊豆の踊子』で旅芸人一座と青年が歩んだ地、と思い浮かべる方も多いことでしょう。

川端康成の短編小説『伊豆の踊子』は著者の実体験をもとに描かれたと言われています。
1918年に川端康成が伊豆を初めて旅し、1926年に『伊豆の踊子』を発表、今から80~100年程前はどのような時代だったのかと、歴史年表を調べてみました。

第一次世界大戦が勃発したのが1914年、関東大震災が発生したのが1923年、戦争の不安と産業の著しい発展で激しく揺れ動く社会の中で、『伊豆の踊子』はデリケートに、静かに語られたのです。

現在のように道が整備されるまでは、湯ヶ島辺りから険しい天城の山々が連なり、峠を越えるにはいくつかのルートがあったようです。

とはいえ、かつて彼らが分け入った林の葉や枝の色や、土の匂いは今とそう違うこともないのではないでしょうか。ここ湯ヶ島では現在に至っても遠からず、少々散策でも致しましたら旅芸人と同じ楽しい旅を実体験できるわけです。

木漏れ日の中を歩きながら、いつか旅芸人一座と青年が歩んだ道程を私も・・・
そんな思いに駆られます。


Butler A

残暑去り難く・・・

2010.09.01

8月も終わり、暦の上では既に秋となっておりますが、まだまだ日中の日差しが強い日が続いております。

避暑を期待してご来館されるお客さま方も、車を降りられた瞬間に「思ったより暑いね。」と驚かれてらっしゃいます。

そんなお客様には、先日のButler JJのブログにもありましたが、「滑沢渓谷」がお勧めです。


アルカナからは、車をご利用頂く必要がありますが、Butler JJの言うように、マイナスイオンを感じることが出来る素晴らしい渓谷です。

渓谷脇を歩くには、足元が悪いため運動靴が必要ですが、川の水はとても冷たく、透明度が高いので改めて自然の優しさや大切さを感じて頂けることでしょう。

そのまま上流に向かい1キロほど歩いて行くと、静岡県の天然記念物「太郎杉」もご覧いただけます。

『森の巨人たち100選』にも選ばれるほどの周りの樹木を圧倒するその姿は、「滑沢渓谷」とは異なり、自然の力強さを教えてくれます。

この「太郎杉」、樹齢は400年を越えており、高さは53メートル、幹幅は13.6メートルとのこと。

某テーマパークのお城(約51メートル)より高さがあると言えば、どのくらいの高さか想像つきやすいかと思います。


もっとアルカナから歩いていける距離にあればとも思うのですが、車を使っても数十分。

400年前に比べれば、あっという間の距離に、それらは存在します。

ほんの少しの手間が、「滑沢渓谷」や「太郎杉」をより素晴らしいものに感じさせてくれることでしょう。


K.Tsujikura

夏の終わり

2010.08.27

湯ヶ島ならではの夏の楽しみ「川遊び」のご紹介です。 

残暑の中、伊豆市湯ケ島の狩野川上流部にある「水恋鳥広場」がまだまだ賑わいを見せています。 
アルカナからお車で10分程度、天城山方面に登り、「水恋鳥広場」へ向かいます。
この広場では、広い河川敷を利用して水遊びやバーベキューなどが楽しめます。

今年は7月17日のオープン以来、1日平均120~130人が訪れていて、捕った魚をその場で塩焼きにして食べられるマス・アマゴのつかみ捕りなどが、家族連れの方たちに人気を集めた様です。

川遊びをするなら・・「水恋鳥広場」。
思い思い自然を満喫し、少し疲れたら木陰で休憩。

川に吹き抜ける風の清々しさに、気持ちまでスッキリします。
休憩中にふと見つける「与謝野晶子の歌碑」
「伊豆の奥天城の山を夜越えねさびしき事になりはてぬれば」

大正12年(1923年)この天城温泉郷に立ち寄った際に詠んだ句だそうです。
湯ヶ島は文学に深い係わりを持った土地です。

夏の終わりには文学書を片手に、ゆったりと温泉に浸かるのも良いですね。

好きな場所

2010.08.23

伊豆市(旧天城湯ヶ島町)で産まれ育った私が「春は曙・・・」を引用させて頂き、お気に入りの場所をご紹介致します。




春は本柿木(ほんかきぎ)という場所にある法泉寺(ほうせんじ) の「シダレザクラ」。
アルカナからは修善寺方面に15分程度です。

静岡県の天然記念物の指定を受けた大きな桜の樹ですが、樹齢が350年ということでここ最近は樹勢に衰えが見られるほど年々花の勢いも落ちています。


それでもなぜ、お気に入りになるのかと言いますと、大きな桜の樹の脇に、小さな桜の樹がもうひとつ。
ようやく花を付け出した、シダレザクラの子株です。

これから毎年、成長していくのを見るのも楽しみなのです。
10年後には、きっと立派なシダレザクラに成長した姿を見ることが出来ると思います。



夏は「滑沢渓谷(なめさわけいこく)」。
アルカナからは天城峠方面へお車で15分程度です。 林道では木漏れ日がキラキラと注ぎ、木陰が心地良く、狩野川の上流に当たる滑沢川(本谷川)は、水がとても澄んでいてマイナスイオンたっぷり。 
特に暑い日には、あの涼しさと景色は最高です。 まさに「夏」にぴったりのお気に入りの場所です。



秋はR414沿い、まさにここ湯ヶ島にある「紅葉(もみじ)」です。


写真はこの紅葉の樹です。 2本だけしか生えていませんが、11月末ころには見事な色の移ろいを見せてくれます。
現在ではまだ青々とした葉っぱですが、黄色から赤色へのグラデーションをご覧いただけますのでお散歩でどうぞお出かけください。 アルカナからは歩いて5分程度です。





冬はやはり、暖かい部屋の窓の外に雪が降るのをぼんやり眺めるのが良いものです。
年に数回程度しか降らないので、雪の日は幸運です。


一面真っ白に雪化粧をした山と川をご覧頂きながら、温泉にゆっくりと浸かる、それだけでも幸せです。




伊豆湯ヶ島には、魅力溢れる自然がいつでも広がっています。


Butler JJ


Power Spot

2010.08.15

熱海の来宮神社には大きな木があり、1週すると縁結びのご利益があるそうです。
アルカナへのご来館途中にでもお試しください。

パワースポットと呼ばれる処には、自然が育んだ景色が広がっているものですが、アルカナにもレストランの窓の外に、樹齢100年を超えるクスノキが堂々とした姿を見せてくれています。

初めてその景色を見たときには、鳥肌が立つくらい感激したのを鮮明に覚えています。

ディナーの際にご覧頂くライトアップした景色も素敵なのですが、翌朝には朝日を浴びて、また違った光景が広がっています。


雨の日にはしっとりと。 晴れの日には爽やかに。

ボーっと見ていると、心が穏やかに満たされます。


レストランにあるお化粧室の扉を開くと、目の前が鏡になっているのですが、そこに映りこむ景色がとても綺麗なのです。 
緑がキラキラと輝く様子を見ると幸せな気持ちになれるので、アルカナのパワースポットといったところです。


ゲストの皆様にとって心が元気になれる場所、
それがここ「アルカナ」であれば幸いです。





パティシエMi

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