バトラー
好きな場所
2010.08.23
伊豆市(旧天城湯ヶ島町)で産まれ育った私が「春は曙・・・」を引用させて頂き、お気に入りの場所をご紹介致します。
春は本柿木(ほんかきぎ)という場所にある法泉寺(ほうせんじ) の「シダレザクラ」。
アルカナからは修善寺方面に15分程度です。
静岡県の天然記念物の指定を受けた大きな桜の樹ですが、樹齢が350年ということでここ最近は樹勢に衰えが見られるほど年々花の勢いも落ちています。
それでもなぜ、お気に入りになるのかと言いますと、大きな桜の樹の脇に、小さな桜の樹がもうひとつ。
ようやく花を付け出した、シダレザクラの子株です。
これから毎年、成長していくのを見るのも楽しみなのです。
10年後には、きっと立派なシダレザクラに成長した姿を見ることが出来ると思います。
夏は「滑沢渓谷(なめさわけいこく)」。
アルカナからは天城峠方面へお車で15分程度です。 林道では木漏れ日がキラキラと注ぎ、木陰が心地良く、狩野川の上流に当たる滑沢川(本谷川)は、水がとても澄んでいてマイナスイオンたっぷり。
特に暑い日には、あの涼しさと景色は最高です。 まさに「夏」にぴったりのお気に入りの場所です。
秋はR414沿い、まさにここ湯ヶ島にある「紅葉(もみじ)」です。
写真はこの紅葉の樹です。 2本だけしか生えていませんが、11月末ころには見事な色の移ろいを見せてくれます。
現在ではまだ青々とした葉っぱですが、黄色から赤色へのグラデーションをご覧いただけますのでお散歩でどうぞお出かけください。 アルカナからは歩いて5分程度です。
冬はやはり、暖かい部屋の窓の外に雪が降るのをぼんやり眺めるのが良いものです。
年に数回程度しか降らないので、雪の日は幸運です。
一面真っ白に雪化粧をした山と川をご覧頂きながら、温泉にゆっくりと浸かる、それだけでも幸せです。
伊豆湯ヶ島には、魅力溢れる自然がいつでも広がっています。
Butler JJ
客室リネン
2010.08.19
「オーベルジュリゾート アルカナ イズ」
もちろんメインは、お料理ですが、お部屋も負けてはいません!
大きな窓から見える素晴らしい景色、伊豆で最良の湯ヶ島温泉、最高の時間を過ごしていただく為の空間を考え、「お部屋づくり」をしています。
その中で本日は、客室のリネンのご紹介をしたいと思います。
アルカナの客室でお客様の肌に直接触れる、バスタオル、フェイスタオル、バスローブ等は国内最大のタオル産地、四国は愛媛県北部で百十余年の歴史を刻みつづけてきた「今治タオル」を使用しています。
その中でも特に厳選を行い、綿の中でも最高級素材である、エジプト原産バルバデンセ繊維の流れをくむ、サンホーキン綿を使用したタオルをご用意しています。
今治という土地は、お遍路さんの通り道で昔から人々を接待するという習慣があり、自分の物を人のためにさりげなく差し出すという伝統があります。
「お接待の思いやり」
なんだか、アルカナの目指す「おもてなしの心」とリンクする印象を受けます。
使い心地のよい良質なタオルは、安全で安心に使え、そして環境にやさしく、人と地球にもやさしい。
アルカナもそんな場所でありたいと思っています。
Butler Makoto
新しい発見
2010.08.12
今年も台風が北上してくる時期になりました。
雨の多いこのarcanaのある天城では、雨が降ると必ず聞こえてくる大合唱があります。
それは、田んぼや川に住んでいるカエルの唄。
天城には、アマガエルやカジカカエル、モリアオガエルなどが生息しています。
普通、カエルは繁殖期の夜に鳴くのですが、
たくさん見ることができるアマガエルは、「雨蛙」の和名のとおり
雨が降りそうになると、繁殖期でなくとも、それこそ昼間でも鳴きます。
この鳴き声は、「雨鳴き(あまなき)」「レインコール(Raincall)」などと呼ばれ、arcanaでは大合唱を聞くことが出来るのです。
その日も小雨が降り、アマガエルの大合唱が聞こえる日でした。
とあるお部屋から、変わったカエルをお客様が発見!
そのカエル、お部屋の眼下を流れる狩野川の中から
顔を半分だけ出し、ずっと上流を見つめています。
来る日も、来る日も・・・
そう。川が作り出した、カエルのような岩です。
そう言われると、写真中央の大きな岩がカエルに見えてきませんか?
カエル岩とでも名づけましょうか。
このカエル岩、見る人によっては別の生き物にも見えるとか。
四季折々、日々変わる風景。
毎日見ているバトラーの私達では、その小さな変化に気づかない点もたくさんあります。
arcanaにお越しの際は、自分だけのPointを見つけ、是非担当バトラーへその発見をこっそりと耳打ちしてください。
butler E
伊豆の香り
2010.08.06
お茶の産地として全国的に有名な静岡県、伊豆地方では「ぐり茶」という少し変わった名前で呼ばれるお茶が特産品としても知られています。
なぜ伊豆のお茶を「ぐり茶」と呼ぶのでしょうか。
ぐり茶の「ぐり」とは、製茶後のその茶葉の形から名づけられたそうです。
堆朱(ついしゅ)等の模様の唐草または渦のような「ぐりっ」とした(笑)形から付けられました。
正式名称は蒸し「製玉緑茶」。
生葉をじっくり時間をかけて茶葉の芯まで蒸す「深蒸し製法」により、
茶葉を傷めることなく渋みを抑え、お茶本来の味と豊かな香りが引き出されています。
主に東伊豆で作られているこのぐり茶ですが、アルカナでも各室に
いつでもお楽しみいただけますようご用意いたしております。
夏には冷やしてお召し上がりいただいても美味しいです。
氷のご用命はバトラーまでお気軽にどうぞ。
ご来館の際はホッと一息、伊豆の香りをお楽しみ下さいませ。
Butler C
梅雨明け
2010.07.17
本日、東海・伊豆地方の梅雨明けが宣言されました。
全国でも屈指の雨の多い土地と言われる天城・湯ヶ島、今年は例年ほどではなかったもののやはり雨の日の多い梅雨でした。
~ 宿の表玄関の車回しにタクシーが到着すると、車のドアの向こうから大きな傘が差しかけられた。
「ようこそ、いらっしゃいませ」
バトラーと呼ばれる宿の女性スタッフが出迎えに来ていた。予期せぬ傘が待っていたことに、少し心が明るむ。 ~
傘の手入れをしていると、雨の日を描いたある小説の一節を思い起こします。
雨の季節にもたくさんのお客様が雨粒に濡れる緑の美しさに見とれていらっしゃいました。
梅雨の間、大活躍だったアルカナの大きな傘たちも今日は一休み。
まぶしくさわやかな日差しと蝉の声が湯ヶ島に夏の到来を告げています。
新緑から深緑へ・・・深まる大自然の中で源泉につかり、気持ちの良い汗を流すのも良いものです。
今年の夏は山間に佇む隠れ家で、贅沢な休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
butler C