魅力ある生産者たちを支え、
食すことの意味を考えながら。
伊豆には魅力ある生産者の方が多く、距離が近くて、いつでも触れ合える環境にあります。生産者の方と直接話をしたり、実際に畑を見たり、生まれたばかりの温かい卵に触れていると、ただ料理を作るだけではなく、その向こうにある意味を考えるようになりました。
今や都心においても地方の新鮮な食材が手に入る時代です。そんな時代だからこそなおさら「どこで」「何を」食べるのかが大切になってきたのではないかと感じます。
たとえば目の前の川で獲れた鮎を夜に食するのと、都心で食べるのとではまったく違った味に感じるように、伊豆という地を旅されるお客様に、土地の空気や匂い、音…そんな旅情のひとつとしてお料理を味わっていただきたい。旅をより豊かな経験としていただくために、アルカナ イズという空間と、食材と、料理人とが繋がりあって、一皿ひと皿をつくりあげてまいります。