投稿者: arcanaizu
感謝
2016.5.12

リュミエール アルカナ イズ最後の食材物語が6月17日に開催されます。
これまでイベントにご参加下さいましたお客様、生産者の皆様は、いつもと違うアルカナイズをお楽しみいただけたことと思います。
過去6回開催した食材物語は今回の7回目をもってで一旦終了致します。
今後も形を変え、継続していければさらに生産者さんとの絆も深くなり、お客様に喜んでいただける良い料理を提供できると信じています。
注文すれば食材が来て、当たり前のように調理し、お客様に提供する。
このような日々を送っているお店もあります。
ですが私たちは立地を生かし、生産者さんにご協力いただきながら産地訪問という形で作り手の情熱、日々の苦労などを感じることが出来ます。
支配人、シェフ、料理人、パティシエ、サービススタッフ全てのスタッフがその思いを共有し、生産者の想いをそれぞれのシーンで伝えていく、それが私達の使命だと思います。
最終開催6月17日niは初登場”鮎師”の竹澤さんにご参加頂けますので、狩野川の特徴や、鮎の特性などをお話ししていただく予定にしております。
ご期待くださいませ。
chef yamamoto
港巡り⑤ ~沼津港~
2016.5.7

とある日の夕方
2016.5.4

皆様お久しぶりです。
とても日が経ったように思います。
なぜかというと...
僕がここARCANAに来てもう一年が経ってしまいました。
お客様やスタッフ先輩方に支えられ、続けてこれたと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
おっと、そろそろ本題に入りたいと思います。
4月某日
夕方にBaird Brewery Gardens shuzenji に知り合いと行ってきました。
伊豆に来て1年も経つのに行ったことがなかったのが自分でも驚きです。
ラフォーレ修善寺前のバス停から歩いて少し行った所にあります。
中に入ると
ゆったりとした空間が広がっていました。
奥へ進んでいくとカウンターが...
一階が見える場所もあり
ビールを作る場所??なのかな…
こういった所も見れるようになっています。
そう今回のお目当はビールを飲むことです!!
どれがいいのか悩んだ末
4人で行っていたので飲み比べセットを頼み
全種類飲み比べてみました。
すごく個性的なビールが沢山あって、ビールを普段飲まない人でも飲めたりするものもあります。
ビール好きなら全種類飲みたいと思うかもしれないですね。
伊豆にはまだまだ沢山美味しいものや珍しい物が沢山あるなと思い、紹介させてもらいました。
皆様も是非伊豆にいらっしゃった際には、立ち寄ってみては如何ですか??
でも飲酒運転はダメですよ。
ではまた次のブログで...
~fin
キュイジニエ2年目、Y
勇気の成果
2016.5.1
皆さん!遂にやりましたよ!!!
おととしから気になっていたのですが,
大人になると先入観が先に立ってしまって、
なかなか行動に移す勇気が持てなかったのですが
大人しく止まっているクマバチを発見。
しかもオス!
千載一遇の大チャンスこれを逃す訳にはいきません。
しかし正直なところ、かなり勇気が必要でした。
恐る恐る手に乗り移らせてみました。
このハチ誤解されていますが図体は大きいものの、大変大人しい性格で自ら人を
襲う事はないそうです。
オスは針を持たずメスだけ針があるのだそうです。
と言う事は間違ってメスに触れると・・・
オスとメスを見分けるのは意外と簡単です。
メスと比べるとオスのほうが寄り目に見える事と
花の蜜を吸いに花に顔を突っ込んでいる為、鼻の辺りに黄色く花粉が付いていることが多いです
(ちなみにこの子は花粉はついていませんがオスです)。
メスとオスを見慣れていないと寄り目かどうかは分からないですよね。
鼻の黄色いオスを見つけたら怖がらないでくださいね。
飛んでいる時の羽音とボリュームがかなり気になりますが・・・。
手にしっかりとしがみつく姿、よく見ると可愛らしくあり ませんか?
適度な重量感と存在感はたまりませんでしたよ。
ハチと言うよりもカブトムシやクワガタに近い感じでした。
今の時期はオスは縄張りがあ る為空中にホバリングしている姿がよく見かけられます。
皆さんもぜひ怖がらずに観察してみてくださいね。
リネン子
再会
2016.4.22

先日、源泉ポンプ工事のため3日間休館となったので、思い切って屋久島に行って来ました。
屋久島のサンカラホテルにはアルカナオープン時に共に働いたメンバーがいます。
NYのホテルへ出向していたメンバーも戻って来たことで、「これは行くしかない!!」と思い、動き出しました。
7年ぶりに会う人もいるので楽しみだし、もののけ姫のモチーフになった場所の「苔むす森」を見たいと思っていました。
1日目は昔のメンバーと一緒にサンカラで食事をし、2日目は昼頃から苔むす森に出発しました。
もう少し早く出発したら 太鼓岩 という絶景スポットに行けたと思うけど、ズボンをはくにも足が
上がらない状態での出発だったので、もういっぱいいっぱいでした。
辛いけど山登りって何か人生を歩いていくのと同じだな~なんて思いながら、山登りの魅力って
ここなのかな?と感じました。
何だかパワーをもらった感じもしました。
雨が多い屋久島で、天気も良く本当にいい休みになりました。
パティシエMi
黄金の雫
2016.4.17

春メニューも始まり1ヵ月が経とうとしおります。
アルカナでは定番のコースに加え、シェフお勧めの一皿をアラカルトでご用意しております。
今回はお料理はフォアグラです!春が旬の2色のアスパラガスと一緒にご用意致しました。
またワインもこちらの料理に合わせて甘口のワインを多数ご用意しております。
今回はその中の1部をご紹介させて頂きます。
定番のソーテルヌ、世界3大貴腐ワインの1つ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ、またフランスのアルザス地方で造られておりますヴァンダンジュ・タルディヴ。
ヴァンダンジュ・タルディヴ(Vendanges Tardives)とは、「遅摘み」を意味する言葉でぶどうを遅摘みにすることで、ぶどうの果実が過熟し、糖度の高いとても素敵な甘口ワインになります。
フランスでもその土地その土地で様々な種類の甘口ワインが造られており、造り方や葡萄品種の違いで味わいにも様々な個性がございます。
アルカナにお越しの際には是非皆様もフォアグラと甘口ワインのマリアージュをお楽しみ下さいませ。
Butler RYO
連載、食いしん坊倶楽部 その12 モチガツオ
2016.4.12

Spring has come.
初鰹を食べましょう。食いしん坊YMです。
今回は県下最南端の港、御前崎に参上いたしました。
静岡県はカツオの水揚げ量全国一を誇りますが、中でも御前崎は、通年生ガツオが水揚げされる有名な港で、カツオの回遊ルートが非常に近いという地の利を持った恵まれた場所です。初鰹が揚がる4月から初夏ごろには漁が最盛期となり、「モチガツオ」なるものが登場します。
今回の私のお目当てはその「モチガツオ」です。
「モチガツオ」は遠州灘にあって、数時間以内に帰港できる漁場で、一本釣りにされたカツオです。
一般的なカツオとは一線を画するモチっとした食感、身質の状態であるものを指します。
身が締まって硬くならないように極度に冷やさなくても鮮度を保って、且つ死後硬直が始まる前に食せねばならないので、それが時間的に可能な場所でしか味わえない希少なカツオです。
つまり、御前崎のような優秀なカツオ漁が行われる港を保有する土地である必要があるのです。
私も以前モチガツオを食した時に、鮮やかな赤身と臭みのなさ、そしてモチモチねっとりとした食感の奥に甘みを感じ、そのうまさに感動した覚えがあります。
結果から言ってしまうと、今回私は残念なことに、モチガツオにはありつけませんでした。
食い意地が強い私は、時期的にややフライングしてしまったというのが原因ですね…
季節や天候、潮の流れなど条件が揃わないと出会えない、幻と言われる所以です。
気を紛らわせようと、歴史ある古い御前崎の灯台に登り、雄大な海原を前にした私ですが、なぶら(カツオの群れを指す土地の言葉)は何処にいるのかと思い馳せるのみ…
ここは御前崎、私は食いしん坊。モチガツオの夢やぶれども、新鮮な初鰹を食して帰ろう︎
海岸沿いにある料理屋さんをはしごし、初鰹刺身定食を食しました。やっぱり御前崎のカツオは鮮度が良く、うまい。
腹も膨れたところで、近いうちにリベンジを果たす決意をしたのでした。
つづく…
食いしん坊YM
346
2016.4.7
アルカナのレストランやお部屋から見える大自然の木々、、、いつまでも見ていたくなりますよね。
ところで、せっかく伊豆に来たのだから山も良いけど海も見たーーーい!!とふと思うことはありませんか??
『トンボロ現象』が現れる時間帯はこちらから→http://www.town.nishiizu.shizuoka.jp/pdf/kanko/h28_shiomi.pdf
→https://goo.gl/maps/yMbzmXMKBHE2
アルカナからお車で1時間程です。
今年のさくら
2016.4.6

都内でも満開を迎えている桜ですが、伊豆でもあちらこちらに淡いピンクの花がみられるようになりました。
毎年楽しみにしているアルカナのエントランスにある桜の木。
今週末にも満開を迎えようとしております。
昨年は、雨の日が続いているうちに満開となり、天気が落ち着いた頃には散り始めておりました。
今週末は晴れる予報が出ております。
アルカナにいらっしゃる方は楽しみにお越し下さい。
今年のさくら、皆様はどこでご覧になられていますか??
Butler Tur
大根の七変化
2016.3.28

今日は料理のテクニックをご紹介致します。
大きな聖護院大根 4個分を2㎝角切りにしゆっくり水分を出しながら炒めていきます。
この辺ですでに2時間くらい経過です。
更に炒め続ける事4時間
ペースト状に煮崩れて大根の形が無くなっています。
まだまだ炒め続けます!
鍋を変え、水分を飛ばしていきます。
根気強く、さらに3時間
香ばしく凝縮した色になってきました。 もうひと炒めです。
焦げないように細心の注意を払いながら・・・
この香ばしく炒め続けた大根を2種類の加工です。
一つは、乾燥させパウダーに
もう一つは、ペーストに仕上げます!
形が無くなった聖護院大根たちは、現在召し上がっていただいている神秘のコースに出てまいります。
なんと地元の黒鮑と融合しています。
是非、春が芽吹いて、ポカポカ陽気で過ごしやい湯ヶ島にお越しくださいませ。
そこで野菜の持つパワーを感じてください!!!
chef yamamoto
三島スカイウォーク
2016.3.24

伊豆縦貫道の三島塚原の交差点から国道1号を小田原方向に約7分ほど進んだ左側に、昨年12月「スカイウォーク」という歩行者専用の吊橋ができました。
吊り橋は標高415m、長さ400mで三島・沼津の市街地や駿河湾、伊豆半島、富士山を見ながら空中散歩ができるというものです。
ただ通行料が1人1000円なので、富士山が見える晴れた日ならちょっとのんび片道10分くらいかけて散歩しようかな、と思うかも知れませんが、時間にかなり余裕がないとなかなか吊り橋には足が向きません。
しかしこの施設は、大規模な道の駅に匹敵する広い駐車場ときれいなトイレ、各種の売店がありドライバーの休憩施設でもあります。
コーヒー店の横を奥に進み、とても長い屋外エスカレーターを上ったところには「スカイガーデン」という鏡張りの大きな建物があります。
これが施設全体のメインの建物で、中に入ると天井から大きなベゴニアなどがシャンデリアのように飾られていて見事です。
伊豆、箱根のお土産や、いちご大福、ここだけのオリジナルのお菓子のほか、地場野菜、果物や野菜の生ジュース、ジェラートなどが売られています。
ちょっと立ち寄って、富士山麓の牧場の生乳をつかったという濃厚なソフトクリームを食べることもできますし、ピザ生地に具が入ったパンツェロティと野菜のスムージーで軽くお腹を満たしすこともできます。
もちろん買い忘れたお土産も、新鮮な野菜も買って帰れます。
次にアルカナに来たときは伊豆縦貫道を少しだけ逸れてみましょう。
お天気の日がお勧めです。
Butler Yu
たいせつなもの
2016.3.19

わたくしは、先日少し足を延ばし白川郷へ、行ってまいりました。
今年はやはり暖かい日が多く、例年に比べ雪が 少なく何か淋しい感じが・・・ライトアップも期待していただけに物足りないような・・・
そんなことを考えながら集落を見て歩くうちに、タイムスリップした感覚になりました。
建物そのものの持っている歴史の重みを感じたといいますか、見た目だけでは分からない時の重さでしょうか。
白川郷は、1995年12月9日にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、日本では6件目の世界遺産となった集落群です。
雪やライトアップは、関係ありませんでした。
本質が、大切なのですね。気付かされました。
楽しいタイムスリップを体験できました。皆様もタイムスリップしてみてはいかがですか?何か発見があるかもしれませんね。
butler T
春の知らせ
2016.3.13

厳しい冬の寒さが終わり、少しずつ暖かくなってきましたね。
皆さんいかがお過ごしですか?
季節の上ではもうすっかり春。
ここアルカナイズにも春の知らせが日々届いています。
今日は富士宮の北山農園さんから瑞々しい菜の花や香りの良いフキノトウなどの山菜たちが、
ヨーロッパからはホワイトアスパラガスや、食用タンポポ、鞘付きのグリンピースが届きました。
今この時期にしか食べれないこういった春を知らせてくれる食材を見ると、とても春を感じますね。
ところで私からも皆さんに春のお知らせです。
今月9日からディナーメニューが春メニューに変わりました。
春を感じるお料理を用意して皆さんをお待ちしています。
キュイジニエK
港巡り② ~八幡野港~
2016.3.8
皆さんこんにちは。Cuisinier Choです。
今回も伊豆の港巡りに出発です。
第3回目は八幡野港。相模湾に面していて、修善寺からだと車で50分、一番最寄りの伊豆高原駅からは車で15分程度です。
港!という感じは正直あまりしなかったのですが、ここはシュノーケリングやダイビング、磯遊びなどができる穴場スポットです。車で20分ほど行けば、海水浴もできる城ヶ崎海岸もあるんですよ。夏が楽しみですね。
そしてもちろん、釣りもできます。いざ釣りポイントへ!
とその前に、見てください!『亀の手』があっちこっちにいっぱい!
ご存じの方もいると思いますが、亀の手はお味噌汁などにすると絶品。塩ゆでや酒蒸しも美味です。見た目はちょっと・・・ですが。
エビのような貝のような、何ともいえないお味の甲殻類です。今回見つけたものは小さくて、食べられるところが無さそうですが、大きいものだとこの下の方に美味しい身がたっぷりついているんですよ。
ここは堤防から本格的な磯釣りができることで有名。足場もしっかりしていて、釣り好きの私としてはワクワクする釣り場です。
小さな港ですが魚の種類は豊富。メジナ・イシダイ・ブダイ・ムラソイ・アオリイカなどをターゲットにできます。
前回は1匹も釣れなかったので、今回こそなんとか!!もうなんでもいいから釣りたい・・・!
竿を海に落として約30分・・・。ん??
きたー!念願のあたりがきました!何が釣れているかワクワクしながらリールを巻きます。
『ベラ』が釣れました!なんだベラか・・・と思われることも多い損な魚ですが、お刺身はもちろん、煮付けや唐揚げ、天ぷらにしてもとっても美味しい魚です。
ちょっと小さめだったのでリリースしました。
波にとられているのか魚にうまく食べられているのか、針につけたえさが無くなっては付け、無くなっては付けを繰り返してさらに待つこと40分。
おっ、また釣れました!今度は『キタマクラ』というフグの仲間の魚です。
縁起の悪い名前の通り、毒のある魚で残念。近くで釣りをしていたおじさんに聞くと、あまり触らない方がいいとのこと。皮や内臓に毒があるそうですが、身には無いとされています。でも食べない方がよさそうです。
それからまた30分ほど粘ってみましたが、キタマクラがもう一匹釣れただけでした。
でも今回は、3匹も(?)釣れたし、天気も良く風も少なかったので、たっぷり楽しむことができました。
そしてやっぱり腹ごしらえです。
今回は伊豆高原駅近くにあるお店に行ってみました。
このお店のオリジナルというトロ金目鯛の漁師煮がドーンと乗った石焼きご飯と、旬の地魚のお刺身・湯引き・炙りがたっぷりの海鮮丼をいただきました。
タレがたっぷりの石焼きご飯のお焦げはもちろん、とろふわ金目鯛に大満足。海鮮丼も、いろんな種類の地魚を味わえてお腹いっぱいになりました。
アルカナでは3月9日から春メニューのご用意になります。また伊豆ならではの食材を使ったお料理でおもてなしさせていただきます。是非いらしてくださいね。
さて、次回はどこの港へ・・・
Cuisinier Cho
啓蟄
2016.3.5
啓蟄を迎えて少しずつ虫たちが活動を始めました。
写真は枯葉ではなく、蝶です。
言われないと分からないくらい見事に擬態していますね。
改めて啓蟄とはなんでしょうか?
ご存知の方もいらしゃるかもしれませんが、二十四節気の3番目にですね。
では、この難しい漢字の意味までご存知でしょうか?
「啓」は開かれる
「蟄」は虫などが土の中で冬籠りしている
状態を指しています。
つまり冬籠りを開く。
冬眠していた虫たちが穴から這い出てくる事を指します。
ちなみにですが虫という漢字から昆虫をイメージしやすいと思うのですが
ここでいう虫は、実はヘビやトカゲ・カエルなどの魚や哺乳類に属さない生き物を指すそうですよ。
蛇・蜥蜴・蛙。
読めましたか?
全ての漢字に虫偏が付いているのはそのせいだそうです。
他にもたくさんの虫偏の付く漢字がありますよね。
あれはみんな虫として括られていたと言う事なのでしょう。
変わった所を挙げると蛤とか蟹・蛸など。
不思議な感覚ですが、貝や甲殻類まで虫と括っていたのでしょうか。
arcanaの周辺には海はありませんので、タコが出てくる事はありませんが・・・。
もうすぐに賑やかになりますよ。
少しずつ“虫(偏)たち”がたくさん出てきて淋しかった冬の終わりを告げ、木々にも新緑が芽吹き美しい季節の到来です。
そうなるとこの蝶は
逆に目立ってしまわないのだろうか・・・?
ちょっと心配です。
という春の訪れと漢字の勉強もちゃんとして頭が良いばかりでなくこんなにも小さな生き物の事まで気にかけている優しいリネン子でした。
リネン子
季節の変わり目
2016.3.2
はじまりの季節
2016.2.25
まだまだ、寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
春が待ち遠しい今日この頃ですね。
春といえば、新学期や新社会人など、何かがはじまる、または、はじめる季節でもあります。
そこで、私も以前から気になっていましたある事を、初体験してきました。
自分自身の内にある気持ち、思考、ポテンシャルに気付くきっかけとなる体験です。
過去、未来、現在の自分と向き合う、また、自分では気付けていない本質、他者から見た印象、前や後ろなど様々な角度から見た自分…
自分と向き合う良い時間でした。
日常では気付けないことに目を、心を、向けて考える貴重な体験となりました。
皆様には、どの様な春がはじまるのでしょうか…楽しみですね。
ゆったりと流れる湯ヶ島の時間の中で、日々増えていく春たちと一緒に皆様にお逢い出来る日を
楽しみにお待ちしております。
Butler T
花見舟
2016.2.20

静岡新聞を読んでいましたら、とても興味深い記事を見つけた。
伊豆の松崎を流れる那賀川で、川沿いの桜並木を舟から楽しむ「花見舟」の運航の準備を進めているというもの。
ちょうど河津の桜並木を舟で通るイメージ。。。
そのボートの購入資金獲得に向けてインターネットで出資を募る「クラウドファンディング」を開始したそうだ。
計画では春にソメイヨシノの並木が咲き誇る那賀地区の1キロの区間を30~40分かけて往復するコースを想定、3月下旬からの運航を予定しているそう。
クラウドファンディングを採用した理由は「個人事業ではなく、町民と一緒に地域おこしに取り組みたい」から。
2千円~10万円の寄付額に応じて花見舟の無料乗船やカヌー体験などの返礼を用意しているとのこと。
町民は1口千円で無料試乗会に参加できるようになっているそうだ。
「いいな~。。」
実は私、若い頃からカヌーをやってみたかったのだ。
ちょっと寄付して体験してみようかな~と考えている。。
その時は、また報告します。
パティシエMi
日本の春
2016.2.17

2月も中旬に入り、春の気配を感じる季節となりました。
河津の桜も少しずつ見頃を迎えているようです。
アルカナ イズでも桜のリキュールを使った季節限定のフレーバードリンクをご用意致しました。
ジャポネ桜リキュール…、桜餅を連想させる独特な甘味と、春の訪れを感じる芳醇な香りが特徴的です。
こちらのリキュール、桜の花と葉を漬けこんで造られているのですが、なんと小田原の「八重桜」と、伊豆の「大 島桜」を使用しているそうです!
日本の春を彩る象徴として日本人に古くから愛されてきた「桜」。
お酒な苦手な方にはノンアルコールカクテルもご用意もございます。
2月下旬より販売開始です!
是非皆様アルカナ イズで日本の春をご堪能下さいませ。
Butler RYO
連載 食いしん坊倶楽部 その11 三島甘藷
2016.2.15

女子ってどうして芋が好きなのでしょうか? 食いしん坊YMです。
三島市佐野には時を経て復活を遂げた食材があります。三島甘藷をご存じでしょうか?
昭和初期、日本の台所であった関西の市場において日本一の評価を得ていたサツマイモです。三島甘藷は、「山北印」と言われ、全国の相場を左右するほどの存在だったそうです。”山”は箱根を意味し、”北”は佐野地区が北上農協の管轄だったことに由来しています。しかし、いつしか生産量も減少し、忘れかけた存在となっていました。それが近年になり、JA三島函南、生産者、三島市民の努力により、再び注目を集める食材となりました。
三島市佐野は箱根の西側に位置する山裾で、箱根西麓と呼ばれる地域に含まれます。三島甘藷はこの「箱根西麓」というキーワードをなくして語ることはできません。かつて東海道の宿場として栄えた三島宿から箱根峠へと向かう街道では、往来する人々が多く、商売事が成り立っていました。しかし、明治時代に入ると、鉄道開通に伴い人々の往来が減ったため、箱根西麓の傾斜地の開墾が本格化し、農地へと姿を変えていきました。そして、箱根西麓の人々の努力と、育った野菜の味と品質の良さから全国的にも高い評価を得たそうで、今でもその伝統は受け継がれ、「箱根西麓三島野菜」というブランドになり、静岡県の食の財産のひとつでもあります。
ではなぜ「箱根西麓」は優れた農地になりえたのでしょうか。私の調査によると特筆すべき点が3つあります。
「保肥力」…土にどれだけ栄養分が蓄積されるかという事ですが、富士、箱根の火山灰からなる関東ロームで通常の2倍の保肥力があるとされています。それに加え、歴史に裏付けされた土作りが行われています。
「水はけ」…山の斜面を利用した畑であることと、火山灰が3メートル積もったその下に岩盤があり、雨水の程良い水はけになるそうです。
「寒暖の差」…日照条件の優れた海抜50m〜500mと標高のある土地での露地栽培のため、昼夜の温度差が大きくなり、野菜を美味しく育てるとされます。
さて、三島甘藷に話を戻しますが、一般的にサツマイモの旬は10月から2月ごろと認識されています。三島では11月に甘藷祭りも催されます。しかしながら食いしん坊的視点からいうと、旬も終わり間際の2月が最高のサツマイモだと断言できます。10 、11月に成熟したサツマイモを収穫した後、甘くてうまいサツマイモを食すためには追熟が必要不可欠だからです。最低1ヵ月は温度・湿度・通気を管理しデンプンが糖に変わるのを待つのです。三島甘藷にいたっては、糖度14度といいますから、フルーツ並です。ましてや2月ともなれば甘藷の熟成度も高く、また、厳しい寒さも私たちの味覚に大きく影響与えてくれるのです。
今回、佐野地区を調査していると、農家さんの直売所を発見︎。まさに箱根西麓三島野菜が並ぶ中に、5種類の甘藷が置かれていました。その甘藷は収穫後、畑に穴を掘り、その中に埋めて追熟されたものでした。もちろん全種類を購入。後日、濡れ新聞に包み、アルミを巻いて、ポイ︎!
焼き芋にして食べ比べです。これはうまいに違いありません。
手前から、シルクスイート、安納芋、紅あずま、金時、紅はるか。
甘味の強弱、香りの違い、ホクホク、しっとり、ねっとり… それぞれの特徴が楽しめます。
それから忘れてならないのが、名物にもなっている、三島甘藷スイーツでしょう。最近、多くの店で商品開発がされており、市内で様々なスイーツを買うことができます。私も2時間程度でほら!こんなに!
皆さんも好みのスイーツを探してみてはいかがですか?
三島甘藷を甘く見てはいけませんよ。
食いしん坊YM
富士山を望むご夫妻
2016.2.9

arcana izuのブログをご覧の皆さま、こんにちは!
伊豆のビッグカップル、いえ、日本の歴史上のビッグカップルと言えばこちらのお二人。
「源頼朝と北条政子」ですね。
伊豆の国市韮山は、世界遺産の韮山反射炉でとても有名ですが、こちらのご夫妻が十数年過ごした地としても知られています。
韮山駅から徒歩10分『蛭ヶ島(ひるがしま)公園』があります。 源頼朝の配流の地であり、伊豆の国市の有形文化財です。
公園をぐるっと回ってみると、資料館や軽食などもある休憩所もあり、富士山も見る事ができます。
この日は、雪化粧の富士山でした。
本当に美しい。。。
さて、もうすぐバレンタイン!
カップルの皆さん、アルカナのお帰りの際は、歴史に触れながらこういった場所をのんびり散策も面白いかもしれませんね。
又、伊豆の国市韮山は、他にもこの時期ならではのイチゴ狩りができる農園も周辺にたくさんあります。
イチゴの直売所も、ちらほらとよく目にします。
お勧めのイチゴ狩り農園を知りたい方は、バトラーまでどうぞお気軽にお声掛け下さい。
バトラーE
小さい春
2016.2.5

皆さんこんにちは。
まだまだ寒い日が続きますがいかがお過ごしですか。
先日は日本列島に大寒波が到来し、ここ湯ヶ島にも厳しい寒さをもたらしました。
積雪はなかったものの、少し山を登れば雪がまだ残っています。
ところで季節の上では立春。春を迎えました。
ふと足元に目を向けると小さな春を見つけることができました。
落ち葉の下には小さなフキノトウや木々の新芽。
目を上に向けると桜の花の蕾が膨らんでそのいくつかは咲いていました。
今月には河津の桜祭りや月ヶ瀬の梅祭りも始まります。
皆さんもぜひまわりにある小さな春を見つけてみてください。
キュイジニエK
スイーツ休憩
2016.2.1

今回お勧めするのは、スイーツとお好みのハーブティーのセットを素晴らしい眺望で楽しむことができる休憩場所です。
湘南方面から伊豆半島に入り、熱海の市街地を抜けると「錦ヶ浦」が出てきます。断崖の上を国道が通る風光明媚な場所で、その山側に「アカオハーブ&ローズガーデン」があります。伊東方面に向かって右折で入ります。
ハーブ園の入口より手前に駐車場やレストラン、売店があり駐車料金も入場料もかからず、休憩に利用できます。
レストランでは正面に海を眺めながら食事ができますが、お勧めは食事メニューよりもスイーツとハーブのセットです。
ランチタイムでも気軽にスイーツだけの利用ができます。
写真はストロベリーを使用した季節のスイーツとハーブティーのセットです。紅茶やコーヒーもあります。売店では多くのローズやハーブのアイテムが売られています。
熱海側からアルカナに来られるとき、休憩場所にお勧めです。
海を見ながら午後の優雅なひとときをお過ごしください。
Butler Yu
やっと出ました!!
2016.1.28

先日、梅が早くも咲き始めたとお伝えしたところですが、数日前の全国的に覆った寒波は湯ヶ島にもやってきました。
雪が降ることはございませんでしたが、身を切るような寒さに、遅い冬の本番を感じる日々でした。
そんな中、毎年12月末には顔を出す霜柱が今年はようやく今頃、遅い登場です。
寒さに身を縮める私たちをよそに、ぐ~んと背伸びをするように土やコケを押しのけて立ち上がる霜柱。
小学生のときに、学校までの通学路で霜柱を踏みながら登校した記憶が懐かしく思い出されます。
足元の小さな出来ごとですが、自然の息吹、力強さを感じる一面でした。
皆様も温泉で温まった体をぐ~んと伸ばしてみませんか?
澄んだ湯ヶ島の空気に心がリフレッシュされますよ~。
Butler Tur
魅力的な食材 ”キャビア”
2016.1.24

アルカナイズに来て5年が過ぎようとしているchef yamamotoですが、毎年5~6本のチョウザメから卵を取り出し、自家製キャビアを皆様にご提供しています。
あと何本のチョウザメに触れることが出来るのでしょうか、、、
本当にそれぞれの個体で大きさ、つぶの形状、お味、全然違います。
だから面白い食材なのです。
まず取り出した卵の味を確認してから塩の配合を決めます。
塩分濃度を上げれば日持ちもし長い期間楽しんでいただける食材なのですが、そうすると既製品のキャビアと何ら変わりなくなってしまいます。
そこでアルカナイズでは、ぎりぎりの卵の味を楽しんで頂ける塩加減にしております。
期間限定で、どのような自家製キャビアが味わえるのかを楽しみにご来館くださいませ。
スタッフ一同お待ち申しております。
chef yamamoto
狂い咲き?
2016.1.20

今年は年明けから暖かいなぁ・・・
このまま春が来たら良いな、と思っていたら今週は寒さが厳しくなるようですね・・・
皆さまのお住いの地域では雪が積もったりしていませんか?
春を待ち遠しく思っているのは我々人間だけではない様です。
写真はエントランスにある夜の梅の花です。
例年は2月初め頃に咲く梅の花なのですが今年は年明け早々に咲き始めもう既に八分咲きの状態です。
初めて咲いているのに気付いた時にはただの狂い咲きで、ポツポツと咲いて終わりかなと思っていたのですが完全に開花スイッチが入ってしまった様です。
この梅の花、こんなに咲いてしまって、いつまでもつのか心配ですね。
浮かれているのは梅だけ・・・
ちなみにアルカナ周辺には月が瀬梅林や修禅寺梅林など梅の名所がございますので
是非足をお運びくださいませ。
今年は例年よりも少し早い見頃を迎えるかも知れませんね。
しかし冬はこれからまだ本番を迎えます。
数年前には思い出したくない程雪が積もりましたから油断は出来ませんね。
皆さまもくれぐれも体調管理にご留意くださいませ。
Butler S
港巡り③ ~土肥港~
2016.1.16

皆さんこんにちは。Cuisinier Choです。
今回も港巡りへ出発です。第3回目は西伊豆の土肥港へ。
修善寺からは車で約40分。土肥港の近くにも、日帰り温泉や温泉旅館が建ち並びます。
土肥は5月・6月にかけては、白びわや心太(ところてん)の原料のテングサで有名です。特に白びわは、「幻の白びわ」と言われるほど糖度が高く上品な甘みだそう。今年は是非味わってみたいです。
そして、土肥からはフェリーも出ていて、駿河湾を横断するように清水港まで約65分間の船旅をすることができます。
お昼頃の便に乗船すると、駿河湾でとれる海の幸がたっぷり詰まった船弁が予約できるようです。駿河湾を眺めながら、ゆっくりランチタイムというのも良さそうですね。
さて、今回も趣味の釣りを。いつも通りエビを餌に、投げ釣りと浮き釣りで挑戦。冬場の土肥では、マダイ・アオリイカ・メジナ・カサゴ・クロダイが狙えるようです。
前回は悔しい結果だったので、今回こそはなんとか釣りたいところ。
前半の40分ほどは、全くあたりもなく、静かに波の音が流れていき、今回もだめかなぁと諦めかけたのですが、後半にさしかかってやっとあたりが!
釣り上げてみると・・・・
小さなネンブツダイでした。その後も何回かあたりがあったのですが、全てネンブツダイ。釣れないよりはまだいいと思いながらの今回の釣りでした。
近くで釣りをしていたおじさんにも話を聞いたのですが、冬場はやはり魚が減って難しいとのこと。でもまた挑戦したいと思います!
どうしても釣りたい!!という方には有料ですが、天然の入り江をそのまま仕切った釣り堀もあります。マダイやアジが釣れるようですよ。
そして腹ごしらえ。昼食に港近くのお店に入りました。
ミルクガニやサバフグ、カサゴ、金目鯛など、色々あって目移りしてしまいましたが、お刺身定食と、メギスのフライ定食をいただきました。
こちらのお店、今回は季節では無かったのでいただけなかったのですが、旬の時期に行けば「生のひじきサラダ」や、「活けイカの刺身」が食べられます。
店主の方が、お店の裏手に桜が咲いているから帰りに見ていくといいですよと教えてくれ、こんな寒いのにもう桜が咲いているのかと半信半疑で行ってみると・・・
見事な土肥桜が満開!
春になるとよく見る桜よりも鮮やかなピンク色。
一番早く咲く桜と言われていて、今年は暖冬の影響もあってか例年よりも半月以上早く咲いているそうです。
アルカナでのひとときをお楽しみいただいた後は、土肥で桜を見て帰られてはいかがでしょうか。一足早い『春』を感じられると思います。
さて、次回はどこの港へ・・・
Cuisinier Cho
大人への一歩
2016.1.14

皆様、どうもこんにちは。キュイジニエUです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
さて、題名の通り「大人への一歩」という事で、私にも「成人式」という一生で一度のイベントがやって来ました。
久しぶりに大阪への帰省・・・
すごく楽しみでした。
11日に成人式へ出席するので、その前日から実家に帰り、家族にも久しぶりに会って来ました。
祖母も僕の帰りをすごく喜んでくれて、少し涙が。。。
成人式は大人への一歩
成人したからこそ、責任など自身で背負っていかなければならないという不安もありながらも、これからもアルカナで頑張っていきたいと思います。
私ごとでしたが最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまたの機会に・・・
キュイジニエU
庭に浮かぶ小さな蕾
2016.1.13

アルカナのお庭では季節によって様々な草花が四季折々の表情を見せてくれます。
特にこの時期になると毎年お客様によくご質問を受けるのが、「お庭の色々の場所にあるあの白いものは何ですか?」というものです。
確かにお庭のいたるところに何やら白い小さなものが見受けられます。
他の木々が落葉して枝だけのひっそりとした状態にある中、その実だけたくさん枝に付いている姿は何だか中に浮いているようにも見られます。
実はこれは「ミツマタ」の木の花の蕾。
一見するともう既に花のような形をしておりますが、3月ごろになるとこの1つ1つの蕾に可愛らしい黄色いお花が咲いてきます。
春の暖かい日になる時まで小さな蕾を付け、寒さに耐え忍ぶ姿は何とも健気です。
このミツマタは和紙の原料としても重宝されております。
なんでも、ミツマタの木が和紙の原料として表れる最初の文献は、徳川家康がまだ将軍になる前の1598年に、伊豆修善寺の製紙工の文左右衛門にミツマタの木の使用を許可した黒印状らしいです。
以外にも伊豆にご縁があるミツマタの木!!
ミツマタの木以外にも冬のアルカナのお庭には草花達がひっそりと春を待ち望んでいる姿を発見出来るかもしれませんね。
ご来館の際にはそういったものを探すのも面白いのではないでしょうか…。
Butler SAI
アルカナ時間
2016.1.8

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?