野菜Vegetable

2012.8.22

バジルのはなし

今日はアルカナイズでもホテルの隣の畑で栽培し、料理にも使用しているバジルについて紹介します。
トマトを使った料理にも良く合うことからイタリア料理などで有名ですが、これを読んで少しでも、へーそうなんだ、と思っていただけたら幸いです。 

バジルはシソ科の植物で一年草です(本来は多年草ですが、日本では冬を越せないことから一年草として扱われています)。インド、熱帯アジア原産のハーブで、殺菌作用や消化促進作用もあり、食物繊維を豊富に含んでいます。
ちなみに、あまり知られてはいませんが花言葉は好意、好感です。

バジルの語源は、古代ギリシア語で王を意味する「バシレウス」に由来しています。また、古代ギリシアでは王家などの貴族の香水や薬に使われたことから「王様のハーブ」と呼ばれていました。
現在では一般的でポピュラーなバジルですが、実はすごいハーブだっだのです。

和名では「メボウキ(目箒)」といいます。これは、種を水に浸すと表面が膨らみ半透明の白っぽい粘膜に包まれ、この粘膜で眼に入ったゴミを取り除いたことから、そう名付けられています。
日本では最初、種子が漢方薬として輸入されていました。

独特だけどさわやかな香りを持つバジルですが、種類によっては、レモンの香りに似たジル「レモンバジル」、シナモンの香りに似たバジル「シナモンバジル」などもあります。
この他にも様々な種類があります。

簡単ですがバジルを紹介させていただきましたが、バジルはとても育てやすいハーブで、料理にもたくさん使えるので、自宅で栽培してみてはいかがですか。

キュイジニエKon

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