キュイジニエCuisinier
2016.5.7
港巡り⑤ ~沼津港~
皆さんこんにちは。cuisinier choです。
今回も伊豆の港巡りへ出発です!
第5回目は、沼津港。
皆さんもよく知る沼津港。静岡県東部の拠点となる大きな市場です。
水揚げ量は静岡県で2位!ちなみに1位は焼津漁港です。
沼津港を含むその周辺は観光地でも有名で、飲食店、魚屋、水族館、遊覧船など、1日楽しめるスポットがたくさんあります。
沼津港に関しては色々なガイドブックに紹介されているのですが、今回私が注目したのは沼津の競り市場です。
アルカナにいつも素晴らしい魚を用意していただいている魚業者の方にお願いして、特別にすぐ目の前での競りを見学させてもらいました。ちなみに普段は一般の方も2階スペースから見学できます。競りは5時45分から。
魚は獲れた港に漁獲方法、魚種等などで、分類されていき、業者さんがそれぞれプロの目で見て、いいものを競り落としていくわけです。
一瞬にして見極める業者の方の目はすごいです!初めて見学しましたが、やはり活気があり、その気迫に圧倒されました!
そして沼津港では、9月から5月まで行なわれるトロール漁(底引き網漁) で獲れる、深海魚が多く水揚げされています。特に駿河湾は水深が2500メートルのところもあり、、海の深いところにいる珍しい魚や甲殻類がたくさん獲れます。海老だけでも、今アルカナでメニューに加わっているアカザエビを中心に、ボタンエビ、アカエビ、シマエビ、本エビ、クルマエビ、クモエビなど、種類が豊富!
他にも、アオリイカ、アカイカ、太刀魚、のどぐろ、カワハギ、黒ムツ、アジ、ヒゲダラ、キンメなど、魚種も豊かです。
今の時期だと、生桜エビや生しらすを食べない手はありません!静岡県のしらすの水揚げ量は全国でもトップクラス、桜エビはほぼ100%が静岡県の駿河湾で獲れたものです。
競りの見学の後、さっきまで海で泳いでいたしらすをいただいて帰ってきました。新鮮で甘みがあって、やっぱりここでしか食べられない特別な味です!
皆様もアルカナにいらっしゃる際には、ぜひ沼津港に寄ってみてはいかがでしょうか。
もちろんアルカナでは、沼津港で揚がった最良の魚を使ったお料理をご用意しております。今しかいただけない旬の魚を味わってみてください。
さて、次はどこの港へ・・・
キュイジニエCho