キュイジニエCuisinier

2019.3.18

港巡り⑯ ~大瀬崎港~

アルカナ釣り愛好会の皆様こんにちは。
イカさま釣り師・・・ではなくへぼ釣り師チョゲです。
湯ヶ島もすっかり暖かくなり春めいてまいりました今日この頃。
アルカナ・イズも春メニューがスタートしております。

な・の・に、海はまだ冬!
よく言われるのが「海の中の季節は人間の季節の1ヶ月遅れ」
例えば、3月といえば梅も咲き始め春の風が心地よくなってくる時期。
では海の海水温がどれぐらいかというと・・・
約10度前後で、私たちの感覚でいうと1月から2月くらいといったところでしょう。

と、長々と説明しましたが、何が言いたいのかというと・・・
「海水の温度が低いと魚を釣りづらい」ということです。
へぼ釣り師チョゲ、悩みました。
また釣れずに帰ってくるか。
かといって毎回釣り堀に行くのも「お前はへぼ釣り堀師か!」と言われてしまうのではないか。
なんとかこの時期に釣れる魚はいないか調べてみると・・・
伊豆でヤリイカが釣れる!しかも堤防から!
さらに調べると、ヤリイカ釣りの聖地「大瀬崎」という場所がいいとのこと。

大瀬崎は有名なダイビングスポットで、1年を通じてダイバーが訪れています。
そしてここは冬になるとヤリイカが産卵のために接岸するところなので、岸壁からヤリイカを狙うことができる貴重な場所なのです。
ヤリイカは日中ではなく夜釣りが基本。
ヤリイカ釣りの仕掛けはシンプルで、餌まきテーラーという発行する疑似餌に鶏のささみの塩漬けを巻き付け、電気浮きをつけるというもの。

さて、湯ヶ島からだと車で約50分。
到着し車の外へ出ると台風のような風!なんとこの日は風速9M!
もちろんこんな日なので釣り人はへぼ釣り師チョゲのみ。
いやな予感・・・でも挑戦するのがへぼ釣り師チョゲです!

初めてのイカ釣り。
すごい風の中、仕掛けはなんとかうまくいきました。
半信半疑で第1投目!
飛ばされそうになりながらも浮きが沈むのを待って30分。
なかなか当たりがなく、やっぱり今日は諦めて帰ろうと思った矢先!
浮きがゆっくりと沈みました!
キターーー!!!
きました!イカです!
へぼ釣り師チョゲ、キセキが起きました!

20㎝くらいでしょうか、(おそらく)ジンドウイカが釣れました!
あまりの嬉しさに叫んでしまいました!

イカは群れで動くため1度釣れると一気に釣れることがあるというので、同じところにもう一度投げてみます!
が・・・
キセキはそんなに起きないからキセキというもの。

1時間後、風もさらに強くなってきたので帰り支度のため、たまたま糸を巻き上げていたら・・・
?!!!
ヤリイカがついてる!!
何も気づかずに2匹目をゲットしてしまいました。

初めてにして、そしてこのコンディションの悪い中2匹は上出来ではないでしょうか。

釣りたての新鮮で透き通ったイカ、刺身で美味しくいただきました。

今回、冬でも楽しめる釣りに出会ったことは大きな収穫でした。
ヤリイカシーズンは終わってしまいましたが、これからアオリイカのシーズンになっていきます。
アルカナ・イズでもイカのお料理をご用意しております。春の食材とイカの饗宴を是非お楽しみいただきたいと思っております。

そして、皆さまも機会があればイカ釣りに挑戦してみてはイカがでしょうか。

さて次はどこの港へ・・・

へぼ釣り師チョゲ

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