バトラーButler
2015.5.7

トンネルを抜けると、そこは青、碧、蒼
皆さん、こんにちは。
先日、私は伊豆高原へ行ってまいりました。
深い緑に包まれた天城からちょっと抜け出して、海が見たくなったんですね。
アルカナから伊豆高原までは車で行けば40分ほどなのですが、車を持っていない私は電車で参りました。
ペーパードライバーなのです…. ま、それは置いておいて。
修善寺から三島までは伊豆箱根鉄道、三島から熱海までは東海道本線、そして熱海から伊豆高原までは伊東線なのですが…..ホームに滑り込んできたのは、なんと、リゾート21黒船電車!!
平成16年に下田開港150周年を記念して運行が開始されたそうです。
大河ドラマファンとしては、こういう電車にわくわく胸ときめきます。
車内には、下田開港時の記録や当時描かれた絵などが展示されています。
同じ車両にいた海外の観光客の人達も喜んでいました。
キョロキョロしながら電車に揺られていると、やがて海が見えてきました!
待っていました、青い海!
30分ほどで伊豆高原駅に到着しました。
駅はとても綺麗で、レストランや売店がかなり充実しています。
しかし、とにかく海、海….。
という訳で、駅前の案内板にあった「橋立吊り橋」を目指します。
静かで綺麗な住宅街を10分ほど歩くと、小川がある森に到着。
…ここ、海じゃなくて、森と川だな。あってるのかな?なんて思いながら、川沿いの綺麗な遊歩道をまっすぐ歩いてゆきます。
だんだんと水の流れが速くなってきました。
そして、滝の向こうに…海が見えました!
やった!ゴールはもうすぐです。
ここで遊歩道は途切れ、完全な山道になります。
木々の切れ目から海が呼んでいます。デコボコな山道を進み、息が切れた頃、ついに吊り橋が見えました。
やれやれ、やっと….と思いながら、吊り橋を渡ります。
橋の半ばで横を見ると。
こんな風景が。
青、碧、蒼。
言葉を失いました。
不思議と、ものすごい安心感に包まれたのを覚えています。
自然のチカラは凄いです。
皆様にも是非、感じて頂きたいです。
Butler Y.I