カテゴリー: ソムリエSommelier
フレンチ×日本酒
2016.9.28
今日はアルカナでお出ししている日本酒を少しご紹介いたします。
左:静岡県富士宮にある富士錦酒造さんの「特別純米誉富士」
静岡で生まれた希少な酒米、誉富士と富士山の湧水で仕込まれた純米酒です。
こちらは2014年の純米酒大賞で最高金賞を受賞した逸品です!!
右:愛知県名古屋市にある萬乗醸造さんの醸し人九平次シリーズの「彼の地純米大吟醸」
「皆様を遥か彼方へお連れしたい」という思い込めてつくられているそうです。
萬乗醸造さんは360年の歴史のある老舗の酒造さんで、2005年から新たな市場としてヨーロッパに狙いを定めたお酒造りもしているそうで、醸し人九平次のシリーズは大人気でヨーロッパのフレンチレストランなどにもオンリストされているそうです。
しかもこの萬乗醸造さん、フランスのブルゴーニュでワインづくりを始めるとか…
たしかにこの「彼の地」もワインの様なお洒落なボトルデザイン、またボトルだけではなくお召し上がり頂く際もワイングラスをオススメしているそうです。
日本酒と言えばおちょこを使って飲むのが一般的ですが、特に純米酒などの香りの良い日本酒はワイングラスで飲むと繊細な香りもしっかり楽しめます。
実は海外ではほとんどの場合、日本酒はワイングラスで飲まれているそうです。
フランス料理にワインを合わせるのはもちろん美味しいですが、たまには日本酒を合わせてみてはいかがでしょうか?
もしかしたらワインより素晴らしいマリアージュが生まれるかも…。
Butler RYO
黄金の雫
2016.4.17
春メニューも始まり1ヵ月が経とうとしおります。
アルカナでは定番のコースに加え、シェフお勧めの一皿をアラカルトでご用意しております。
今回はお料理はフォアグラです!春が旬の2色のアスパラガスと一緒にご用意致しました。
またワインもこちらの料理に合わせて甘口のワインを多数ご用意しております。
今回はその中の1部をご紹介させて頂きます。
定番のソーテルヌ、世界3大貴腐ワインの1つ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ、またフランスのアルザス地方で造られておりますヴァンダンジュ・タルディヴ。
ヴァンダンジュ・タルディヴ(Vendanges Tardives)とは、「遅摘み」を意味する言葉でぶどうを遅摘みにすることで、ぶどうの果実が過熟し、糖度の高いとても素敵な甘口ワインになります。
フランスでもその土地その土地で様々な種類の甘口ワインが造られており、造り方や葡萄品種の違いで味わいにも様々な個性がございます。
アルカナにお越しの際には是非皆様もフォアグラと甘口ワインのマリアージュをお楽しみ下さいませ。
Butler RYO
黄金の泡
2015.12.24
皆さんこんにちは。
世間はクリスマス一色ですね。
アルカナでも期間限定で特別なシャンパーニュをご用意致しました。
『ペリエジュエ・ベルエポック2007』
ガラス工芸家、エミール・ガレの描く白いアネモネの花が印象的なボトルのシャンパーニュ、この美しいデザインから「フルール・ド・シャンパーニュ(シャンパーニュの華)」と呼ばれているそうです。
繊細さと芳醇さを併せ持つといわれる
ベルエポック2007
まさに芸術品と呼ぶにふさわしい逸品です。
大切なパートナーと過ごす大切な日に、是非特別なシャンパーニュはいかがでしょうか。
Butler RYO
冬といえば
2015.12.6
日に日に寒さが厳しくなってきております。
毎年思いますが、今年はこの寒さを乗り切れるのだろうか・・・と
この時期はいつも不安になります。
寒さをしのぐのには、服を沢山着ることはもちろんですが体の中から温めるというアプローチもあります。
そうです、ウィスキーなどのアルコールの強いお酒です!
食後に飲むことによって消化を助ける作用もありますがやはり体を温める効果もあります。
何より冬の湯ヶ島で飲むのは雰囲気も相まって格別です!
お部屋でもお召し上がり頂けますので、ご希望の際はいつでもバトラーにお申し付けくださいませ!
Butler H
素敵なマリアージュ
2015.11.7
すっかり涼しくなって、秋めいて参りました。
前回のButler Eのブログでもご紹介させて頂いた通り、
アルカナの中庭の紅葉は、1日1日その模様を変え、
私たちに秋の訪れを感じさせてくれます。
アルカナではまた期間限定で『自家製キャビア』が始まりました!!
茨城県にてチョウザメを養殖している株式会社フジキンさんのチョウザメを一匹丸ごと仕入れ、
料理長の山本が塩分を最小限に抑えて仕込む事により、キャビア本来の繊細且つフレッシュな味わいがお愉しみ頂ける逸品となっております。
そして美味しいキャビアがあれば飲みたくなるものがありますよね・・・。
そう!シャンパーニュです!
繊細なキャビアとよく冷えたシャンパーニュ。
アルカナではキャビアとシャンパーニュを合わせたメニューを、特別価格にて提供致しております。
アルカナ イズでお越しいただけた際には
自家製キャビアとシャンパーニュの素敵なマリアージュを、お楽しみ下さいませ。
Butler RYO
秋・・・そしてシャンパーニュ
2015.10.22
少し肌寒くなり本格的に秋の訪れを感じる今日この頃・・・
皆様いかがお過ごしでしょうか?
アルカナの敷地内も少しずつ色づきはじめ天城の山々も来る冬に向け冬支度を始めています。
さて今回の私のブログ、またまたシャンパンについて掲載させて頂きます!
そうです!すっかり泡の虜になってしまいました・・・(笑)
今回は、少し肌寒くなった秋と言う事で、
ピノノワール100%のブランドノワール
『エリックロデズ ブランドノワール NV』
かつてクリュッグの醸造長も務めたこともある経歴の持ち主の方です。
芳醇でふくよかな味わい、余韻にピノノワール特有の苦みが食欲をそそります!
そして、ロゼの女王とも謳われる・・
『ルネ ジョフロワ ロゼ NV』
熟したリンゴのような酸、クランベリーのようなチャーミングな香りがごレストランでのお食事を演出します!
どちらも期間限定でグラスでお出しさせていただきます。
今回もRM(小規模生産者)の珍しいシャンパンをご用意させて頂きました!
ぜひご宿泊の際はお試しくださいませ。
バトラーH
RM(レコルタン・マニピュラン)
2015.9.1
あっという間に夏が過ぎ、間もなく実りの秋を迎えます。
秋と言えばやはり収穫の秋!食欲の秋!
ひとたびレストランに伺えば様々な滋味深い食材が私たちの限りある容量の胃袋を誘惑し、ついつい食べ過ぎてしまう時期ではありますよね。
あれも食べたい。いや!これも頼んでしまおうか・・あ!これもあった!
うーん、悩ましい季節です。
そこでレストランにおいて、やはり欠かせないのが・・シャンパーニュ!
胃を刺激し、更に食欲を増進させてくれます。
というより絶え間なく立ちのぼる泡を眺めているだけで至福の時間・・・
これからどんな料理が出てくるのだろうか??
そんなワクワクしている気持ちも増幅させてくれている気もします。
何だかこの文章を書いているだけでレストランに行きたくなってきました・・(笑)
さて、当館アルカナ イズではこの秋、RM(レコルタンマニピュラン・・小規模生産者)に絞った3種類のグラスシャンパンを提供させて頂きます。
大きなシャンパンメーカーとは違い小規模だからこそできるこだわり、生産者の個性、葡萄の育つ土壌の特徴に特化したシャンパンをお楽しみ頂けます。
今回は葡萄別でご用意させて頂きました。
シャルドネ、ピノノワール主体、ピノムニエ主体・・・それぞれの葡萄の個性を感じて頂ければと思います。
また、それぞれ少しずつお楽しみ頂けるテイスティングセットもございます。
この秋、シャンパンで胃を刺激しご自身の胃袋の限界を超えてみませんか?
伊豆の秋の味覚をふんだんに使用した魅力的なコースと共にお待ちしております。
バトラー&新米ソムリエH
ジェロボアム?
2015.8.9
皆様こんにちは。夏も真っ盛り。猛暑の続く中いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回紹介するのはシャンパーニュの大型ボトル「ジェロボアム」。通常のボトルの4本分の容量で重さは5.9キロ。1人で注ぐのがやっとの特大ボトルです。
「ジェロボアム」とは旧約聖書に出てくる王様の名前ですが大型ボトルの多くは聖書からのネーミングがほとんどのようです。大きなものは20リットルを超えるものもあります。
日本では一般的に大きなサイズのボトルはお徳用ボトルとして割安で手に入れるのが常識ですが、シャンパーニュやワインに関しては逆に割高になります。
なぜかと云うと、大きなボトルは通常サイズに比べよりゆっくりと安定した理想的な形で熟成するので仕上がったワインはまろやかに、より奥深い味わいを醸し出すのです。
アルカナではこの夏、スペシャルサービスとしてこのジェロボアムシャンパーニュをグラスにてご提供!
普段ご家庭では味わうことのできない繊細でクリーミーな泡立ちと、まろやかかつコクのあるシャンパーニュをぜひこの機会にご堪能下さい。
Senior Sommelier KI
季節のシャンパーニュ
2015.7.12
この時期、雨が続きじめじめとした日々の中なんだか気分も下がり気味・・・
早く梅雨明け、暑い夏が待ち遠しい・・・
そんな時はやっぱりシャンパン!
今、arcanaでは、季節のシャンパンとして「アヤラ ブリュットマジュール」をご用意しております。
淡い金色、泡はきめ細かく、清涼でフレッシュな印象。
時折感じる、青りんご、ハチミツの香り、溌剌とした酸が胃を刺激し食欲をそそります!
新鮮な魚介類、野菜との相性は最高です!
また、レストランに限らずお部屋でもルームサービスとしてグラスシャンパンをご用意しております。
15時に到着しチェックインを済ませ、源泉掛け流しの温泉を楽しまれた湯上がりにお部屋で・・・
湯上がりの少し火照った体に冷たく冷えたシャンパンを飲みながらお部屋から眺める雨に濡れた湯ヶ島の景色、暑い夏からっと晴れた夏の日に・・
どちらも最高の贅沢です!
これからの時期、当館にお越しの際はぜひご滞在と併せてお楽しみください!
butler&新米Sommelier H
無限という名のシャンパーニュ
2015.6.21
アルカナ イズは早くも今年で生誕8周年を迎えます。
日本で数字の八と書けば末広がりといわれ縁起が良いと好まれます。
アラビア数字の8は○が2つで角が無く”円満”を意味したり、横に倒せば”無限大”ですよね。
実は今回紹介するのは無限大と8を掛けて名ずけられたシャンパーニュ”Infinite Eight Millesime Brut”です。
シャンパーニュの巨匠ニコラ・テイクスランのとデザイナーであるフランク・ルルーの2人によって何年もの期間を経てシャンパーニュの専門家をも魅了するこだわりのミレジメだけを提供するシャンパーニュメーカーを立上げ、新世代のプレステージ・シャンパーニュとして現在は愛好家の中では注目の的となってます。スタッフ20名程度の小規模なメゾンで作り出すこのシャンパーニュが日本にで手に入るのはほんの一握りです。
ラベルもお洒落で個性的なデザインなのに加え、シルバーの∞の絵柄が飲み頃の温度に冷やされると赤く変化するのも面白い趣向です。
さて、今回アルカナでは皆様に日頃の感謝を込め稀少なシャンパーニュ”Infinite 8 Millesime Brut 2002″付き特別8周年記念プランを企画しております。
是非この機会にInfinite 8とともに素敵なアルカナ・ライフをお楽しみ下さい。尚、名前は「Infinite(無限大)」でも本数に限りがあり24組限定となりますのでご予約はお早めに!
Senior Sommelier KI
フレッシュミント
2015.5.4
G.Wも真っ只中。
お天気にも恵まれて最高のG.W日和となりました。野にも山々も緑に溢れ、柔らかな日差しが心地良いこの頃です。
さて、今年もまたアルカナにフレッシュミントがお目見えです。
地植え無農薬育ちのスペアミントが多量入荷。野生に近い状態に育てられたミントは香りが強く葉にも厚みがあります。
ミントには殺菌作用のほかに鎮静効果、消化促進、発汗作用、鎮痛作用などがありますが一番の魅力はその爽やかな香りによる心のリフレッシュ感ですね。
ハーブティーはもちろん、モヒートやミントジュレップなどのカクテル、パティシエの手作りケーキやお菓子でお楽しみ頂けます。
Senior Sommelier KI
日本初!?
2015.4.29
日に日に暖かくなってまいりました。
本日は日本初上陸?!
少し暖かくなってきたこの時期にピッタリのシャンパーニュをご紹介いたします。
『モエ&シャンドン・アイス・アンペリアル』
こちらは氷をいれたロックスタイルで飲むことを想定して造られた為、トロピカルフルーツのような濃厚なドゥミ・セックに仕上げられています。
白で統一されたボトルもとてもスタイリッシュでお洒落な仕上がり。
私自身あまりお酒が強い方ではございませんが、こちらはほんのり甘口で普段あまりお酒を召し上がらない方にも飲みやすい1本です。
アルカナに訪れた際にはグラスの中の『モエ』と『氷』を揺らしながら、極上の時間をお愉しみ下さいませ。
Butler RYO
春色ワイン
2015.3.17
梅の花も満開を過ぎいよいよ春真っ盛りとなりました。桜のつぼみも膨らみ今か今かと待ち構えています。
私たち日本人にとって春といえばやはり桜を連想する方が多いのではないでしょうか。
桜色は春を代表する色としても良く使われます。
愛らしい淡いピ ンクの色合いは何故か心がときめきますね。皆さんの良く知るワインにも桜色の色彩を持ったものがあります。そう、ロゼワインです。
ロゼワインを白と赤のブレンドと思っている方も多いと思いますが、じつは赤ワインを醸す過程で果汁が程よくピンク色に染まったところで果皮を取り出 して作られています。白の爽やかさと赤ワインの豊かな香りを併せ持った良い所取りのワインです。
ロゼワインというと高級なシャンパーニュや甘い初級的なワインと、連想されがちですが、ロゼワインほど料理を選ばず楽しめるワインはありません。
油との相性が良いことから中華料理に合わせてみたり和食にもピッタリです。
グラスに注いだ淡いピンク色の液体は食卓を華やかにしてくれます。また、きりっと冷やしてお花見などに持って行くのもお洒落ですね。
アルカナでも春色のワインを幾つか取り揃えました。
ほんのり甘い口当たりのものからきりっとした辛口まで。地方色のある様々なロゼワインを飲み比べてみてはいかがでしょう。
Senior Sommelier KI
土肥金山
2014.12.26
クリスマスもあっという間に過ぎ、今年も残すところあとわずかになりましたが
いかがお過ごしでしょうか?
先日私は、何でも世界一の金塊があるという事で西伊豆の土肥に足を運んでまいりました。
土肥金山は江戸時代から明治、昭和にかけ佐渡金山に次ぐ生産量を誇った金山だそうです。
行ってみると昔の採掘現場そのままを見ることが出来、ぐるっと一周しますと江戸時代からの歴史も一緒に学ぶことが出来ます。
また砂金採り体験コーナーも併設され砂金を取る事ができます。
私も夢中で砂金採り!
小学生のころを何だか思い出しました・・・。
最後にお目当ての250kgの金塊!!!
こちらは実際に触ることが出来ます。
ご利益があるように私もスリスリ。
是非伊豆にお越しの際は観光のご予定にいかがでしょうか。
Butler(&新米ソムリエ) H
スタートライン
2014.11.5
こんにちは。
今年も残すところあとわずかとなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度、私事ですが本年度のソムリエ認定試験に合格致しました。
この認定試験を通してワインの勉強はもちろんですが、日ごろ本当に色々な方々に支えられているのだなと実感したことが大変ではありましたが受験して良かったと感じました。
試験に向けてのアドバイスを送ってくれた諸先輩方、さぼり気味な私の背中を叩いてくれた支配人、試験日に近づくにつれ勉強の時間をつくれるよう配慮して下さった同僚の方々・・
本当に感謝の気持でいっぱいです。
ようやくスタートラインに立てたというのが正直な気持ちです。
これから美味しいワインを皆様に紹介できるよう、益々精進していく次第でございます。
・・・さて、今アルカナでは【新米ソムリエからの挑戦状】というプランを販売しており、料理に合わせたテイスティングコースをご用意致しております。
ただ、こちらブラインドで当てて頂くという企画です。
3種類のワインを正解された方には豪華な景品もございます。
ぜひ振るってご参加いただければと思います。
最後は宣伝になり失礼致しました。
これからもご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。
Butler(&新米ソムリエ) H
ワイン生産者の新星
2014.10.15
先日カリフォルニアを訪れてから1ヶ月半ぶりに朗報が届きました。
欲しかったワインがようやく手に入るのです。
その名は
2013 Kutch Pinot Noir McDougall Ranch!
最後に訪れたのがこのKutch Wines(クッチワインズ)。
ここのご主人はJamie Kutch氏。 元ニューヨークのメリルリンチのディラーだった彼はワイン造りを夢見て脱サラしカリフォルニアに移住しこのワイナリーを立ち上げたのです。
彼のモットーは食事に合うワインを造ることで厳選されたPinot Noirの買い付けだけでなく発酵層、熟成樽にもこだわりを持ち、数々の優良ワインを造り上げています。
この日もちょうど葡萄の収穫でワイナリーはごった返しておりましたが合間を縫っては丁寧にワイン造りの工程やKutch WineのこだわりをJames氏自ら語ってくれました。
ワインの試飲も3本ほどさせて頂きましたがその中でもMcDougall Ranchの素晴らしさは際立っていて、極限まで除梗された葡萄で造られるこのワインはRomanee Contiと同様の発酵層で発酵を終えた後フレンチオークで熟成されます。
ラズベリー、チェリーや多彩なスパイスの香り、そして他のPinot Noirにはみられない温かな厚みとしっかりしたタンニンを感じる至福のワイン。当日購入を希望したのですがまだ瓶詰めされていないとのことで断念せざるを得ませんでした。
しかし先日、ようやく収穫後の工程も落ち着きワインの瓶詰めも完了とのことで連絡が入り早速送ってもらえることとなりました。
遅くとも来月上旬には2013 Kutch Pinot Noir McDougall Ranch がarcana izuに到着します。
その他のワイナリーのワインは全て到着しておりますのでCalifornia Selectionsと題して、既に販売開始しております。
中には数本しか手に入らない貴重なワインもありますのでお早めに!
Senior Sommelier KI
カリフォルニア通信
2014.8.31
皆様こんにちは。
私は現在カリフォルニアはナパバレーにおります。
大きな地震があった後ですが被害は一部の地域で死者も出ていないせいか現地は意外とのんびりした感じです。
4日間で約20箇所のワイナリーを訪れるスケジュールですが既に6箇所廻ってまいりました。
一部葡萄の収穫は始まってますが、まだまだ畑には沢山の葡萄の実を見ることが出来ます。写真はオーパスワンのカベルネソーヴィニヨンです。
今年のワイン事情の収集や日本では入手の難しいワインを求めてまだまだ旅は続きます。素晴らしいワインを皆様にもお届け出来るよう頑張りますのでお楽しみに!
Senior Sommelier KI
淡い黄金色の泡でクールダウン
2014.7.20
紫陽花の花も満開も過ぎ、いよいよ本格的な夏がやって来ます。都会の暑さを避け海や避暑地に足を運ぶ方も多くいらっしゃることと思います。
うだるような暑さの中、喉の渇きを癒やしてくれるのはやはり清涼感のある飲み物。
よく冷えたビールなどは最高ですね。でも気になるのはプリン体や糖質。もっとリッチで良い飲み物があます。そう、シャンパーニュです。
シャンパーニュはカロリー控えめで二日酔いしにくく、その炭酸ガスには血行促進、疲労回復にも効果があると言われてます。ダイエット中の方にもおすすめです。
アルカナではこの夏ピッタリのシャンパーニュを多数ラインナップしております。もちろんお好みのシャンパーニュをグラスでも楽しめますのでお気軽にお申し付け下さい。
よく冷えたシャンパーニュでクールダウン!
Senior Sommelier KI
ハーブのある風景
2014.6.2
五月も過ぎ、早くも夏の兆しを感じる季節となりました。紫陽花も蕾をつけ梅雨を迎える準備をしています。
ハーブも今や真っ盛り。
ローズマリーをはじめオレガノ、レモンバーム、ラベンダー、タイム、カモミール、バジル等々…。その中でもひときわ良い香りを放っているのがミント達です。
今、arcana izuでは季節限定の無農薬フレッシュミントを皆様にお届けしております。
ミントジュレップやモヒートなどのカクテルに….でも、やはりお勧めは食後のフレッシュミントティー!消化促進はもちろん、リラックス効果もあり便秘にも効果があるようです。香り高いミントティーarcanaで是非一度お試しあれ!
Senior Sommelier KI
青空に浮かぶオレンジ
2014.5.5
癒しのウエルカムドリンク
2014.4.10
春真っ盛り。アルカナのエントランスの桜も今や満開です。庭園の花も咲き乱れ、心踊る季節となりました。
さて、ゴールデンウイークを控え旅行を計画されている方も多くいらっしゃるかと思います。国内、国外問わず今から楽しみになさっていることでしょう。
交通機関は様々ですが普段とは違う景色を見ながらの移動はワクワクします。遠い道のりを隔てやっと宿に着き部屋に通されると無事に到着した安堵感とともに旅の疲れが一気に出たりします。
アルカナイズでは到着後、季節感のあるオリジナルカクテルやソフトドリンクをゆっくり楽しんで頂きながらお部屋でのチェックイン。
ドリンクと共に旅の疲れを癒して頂く為にご用意しているのはのは味の異なるパティシエ特製の二種類の小菓子です。一つは到着後の疲労回復のための甘味、もう一つは温泉上がりに補給いただくミネラルを含んだ塩味のお菓子です。季節の移り変わりとともに変わるアルカナのウエルカムドリンク。四季折々、皆様のチェックインをお待ちしております。
Senior Sommelier KI
愛らしいウォレスとグルミット
2014.3.13
・・・ではなくて、その後ろに見えるAUSTRIAが今回の目的です。
先日、年1回開催の「FOODEX JAPAN」に参加してきました。
国際食品・飲料展と題されるこちらの催しは、アジア 最大級の食品・飲料専門展示会です。
1976年より毎年開催、参加数はじつに2808社・約73000人が来場見込みとされてます。
今回も沢山のブースに、日本各地の「食」に関わる名産品と世界78ヵ国からの文化が所狭しと並んでました。
あまりに色々ありすぎるので、目移りは毒。
今回はターゲットをオーストリアに絞り、魅力あるワインの発掘(=ただひたすら飲む)に努めてきました。
オーストリアは世界で唯一、首都(ウィーン)のワイン造りが経済的役割を担っている国です。
数千年に及ぶブドウ栽培の歴史が現在にも引き継がれていて、その土地土地の持つ個性がワインに純粋に反映されているのが特徴です。
味のヴァラエティも豊かなオーストリアワインは、この国・ヒトの精神的文化的豊かさを表しているとも言われるくらい。
“小さいことは美しい”
なんとなく、日本文化との共通点も見出しやすい国といえそうです。
五臓六腑を駆使した今回の発掘、ご興味ある方はお気軽にソムリエまで。
Sommelier SK
自然に感謝
2014.2.16
今年は東京も含め関東では珍しい雪景色に見舞われました。
美しい雪景色の反面、交通機関の乱れで足止めを余儀無くされる方、路面の凍結で怪我をされる方も多く、改めて自然の驚異を感じざるを得ません。
科学が発達した現在でも地震や天災に対しては為す術がないのは言うまでもありませんが、逆に大きな恵みを受けているのも事実です。
写真は先日の大雪が去った後の東京駅の上空です。
地上の喧騒とは裏腹にひっそりと輝く月。見つめているだけで何故かホッとさせられます。
自然が織り成す景色は人を感動させ、人々の糧となる食物までも育んでくれる。そんな自然の力を恨むのではなく感謝の気持ちで常にいたいものです。
Senior Sommelier KI
“PÉTRUS”
2014.1.25
ペトリュスです。
ボルドー右岸 AOCポムロールに属し、ボルドーでもっとも神秘的なワインのひとつと謳われています。
11.5haの畑は専門家からも投機家からも、さらにはコレクターからも要求の高い、世界でもっとも豪華でもっとも濃縮度の高い3000ケースの 赤ワインをつくりだします。
ペトリュスの土質は、独特の青みがかった粘土質の表土と、そのしたの砂礫からなりたち、下層土壌には鉄サビがあります。
95%のメルロと5%のカベルネ・フランという品種構成ですが、成熟しきらないことがあるカベルネ・フランは使われないことも多いそうです。
ブドウの品質をまもるため、1987年雨の収穫時にはヘリコプターをやとって上空を旋回、ローターの風でブドウを乾燥させたり、1992年の収穫 期には地面をプラスチックのシートでおおい雨水が浸透しないようにした、などその逸話は数々。
熟成したワインはスパイス、チョコレート、モカコーヒー、トリュフなどの香りを発散し、肉厚で豪華な果実味が完全な調和と持久力を身につける様は、一生に一度は経験したいところです。
状態の非常によい1966年産のペトリュスが手元に届いてます。
どなたかに開けていただけると、天城の景色も明けてくるかと。
Sommelier SK
アルカナ東京からMerry Christmas!!
2013.12.20
都内はクリスマスイルミネーションで華やいでます。
アルカナ東京のテラスもクリスマス仕様。 スタッフ自らの作品ですがなかなかでしょう?伊豆の星空にはかないませんが心安まる仕上がりとなりました。
連日KITTEを訪れる方々が立ち止まり写真を撮っていく程の人気です。
来週はいよいよクリスマス。
ゆったりと伊豆で過ごすのも最高の贅沢ですが、都内でも伊豆のエッセンスを味わうことが出来るんですよ。
新鮮な野菜との出会いは、ここ、アルカナ東京でも叶うんです。
貴方ならゆったりと過ごす伊豆でのクリスマス?それとも都会のオアシスで過ごす美食のひと時?どちらもお薦めです!
Senior Sommelier KI
※現在、アルカナ東京Karatoへ出向中
舞台裏
2013.11.20
カウンター越しにご覧いただける、天城の大自然と樹齢200年ともいわれる楠木。
この絶景にみる一日の陰影がなんとも言えない響きを私達に与えてくれるのですが、その透明性を守る仕事が年に数回行われています。
お客様の目の前でお料理させていただく都合上、油脂のガラスへの付着は避けては通れない関門の一つ。
午後の限られた時間での、「落とす為」のペインティングです。
大きなガラスは合計3枚。
完全な輝きが戻るまで職人さんの鉄の意志で実行され、日を跨いでのスピリチュアルワークが続きます。
崇高な光りは職人さんの汗と一徹魂から。
アルカナの一コマを”share”シェアさせていただきます。
Chef Sommelier S
雨の日の楽しみ
2013.10.28
みなさんこんにちは。
心配していた大型の台風も逸れてホッと一安心ですね。
今年の秋は台風の影響で大気が安定せず雨が降りがちです。せっかくの行楽も雨のせいで中止せざるを得なかった方も多いのではないでしょうか?
晴れわたる空の下の行楽は誰でも憧れますが、少し見方を変えれば雨の日も捨てたものではありません。
休日の雨音は心を落ち着かせ日頃の疲れも癒してくれます。草木は潤い、一段と緑が映えわたります。
雨音と川のせせらぎのハーモニーを聴きながらの温泉タイム。
窓越しの鮮やかな樹々の緑をバックに好きな音楽を聞きながらのリラクゼーション…そして美食。
可愛いらしいカタツムリやカエル達、時には川から遊びに来たサワガニにも出会えるのが雨の日のアルカナです。
Senior Sommelier KI
フランスの一風景 5
2013.9.25
小雨の降る中の一枚です。
ぶどう畑に囲まれたSPAが人気のレ・スルス・ド・コーダリー敷地内にありました。
水面に輪を描いて広がる模様が綺麗です。
このオブジェもそうですが、滲み出るなにか(言葉で表現しきれない良さ)が好きです。
仕事柄いろいろな方にお会いしますが、人も同じように伺えます。
なにもおっしゃらないけれども、どことなくなにかが漂ってしまう方、雰囲気を醸し出すというよりは隠してらっしゃるけれどなにかが滲み出てしまう方、そんなつもりはないけれど言葉の端々から溢れてしまう方・・・
そういう方にとても魅力を感じます。
季節は秋。
昨年フランスを訪れた時も同じような時期でした。
「アースダイバー」のような、斬新な視点で面白い発見を。
散策意欲高まる季節です。
Sommelier SK
アルカナの歴史
2013.7.26
色味鮮やかなこちらの写真、昨年5周 年を迎えた時の写真です。
クリエーターさんの巧みな技術で、照らされる木々は幻想的。
とても天城・湯ヶ島とは思えないほど、自然が漆黒の中煌びやかに浮かびあがっていたのを記憶しています。
http://www.youtube.com/watch?v=dLmV1e7baS0
普段見える景色、別の角度から見る景色、想像力をもって見る景色。
見え方がかわるだけで、これだけ違ってくるのだなぁと、その時あらためて思いました。
この度、6周年を迎え、7年目に突入いたしました。
今まで以上に沢山の皆さまの笑顔にお会いできるよう、想像力あるお手伝いを続けさせていただけたらと思いま す。
Sommelier SK
☆
2013.5.17
イベント間近です。
ご宿泊のお客様へのプレゼント、Ch.Trolliet☆Lafiteも無事に手元に届きました。
メ ルロー(Merlot) 60%
カベルネ・ソーヴィニョン(Cabernet Sauvignon) 15%
カベルネ・フラン(Cabernet Franc) 15%
マルベック(Malbec) 10%
自然をいかした造り、テロワールを綺麗に表現した知性ある懐深いワインです。
複雑さと柔軟性に富んだこちらのワイン、日本の食卓でも、すき焼きや魚の煮付けなどによさそう。
Estelleも今回の滞在、日本のお客様とのふれ合いを非常に愉しみにしてます。
まだご予約承れますので、イベントへのご参加、お問い合わせお待ちしております!
Sommelier SK