キュイジニエCuisinier

2013.2.6

賄いコンテスト

今回はあまり表には出ない、我々スタッフの裏側をご紹介したいと思います。

大きなホテルなどはスタッフ用の従業員食堂を持っている所がほとんどですが、街場と呼ばれる一軒家のレストランやオーベルジュと云われる所にはそういう施設がありません。
そうした所ではスタッフ自身が作り、日々を賄ってます。アルカナも例に漏れません。

通常はキッチンスタッフの若手などが当番制で作ったりするのですが、アルカナでは「賄いコンテスト」と題してバトラーも交えた料理対決を毎月行ってます。
普段はサービス側に立つ者もこの日は調理人です。これがなかなか良いコミュニケーションを生み出すのです。

写真はコンテスト作品の一部です。

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バトラーは普段手にすることのない生の食材に触れたり、料理の奥深さを知り、キッチンスタッフはサービスサイドからの意外なアイデアに触発させられたりと面白い化学反応が見られたりもします。

皆、試行錯誤しながらも「美味しい物を食べさせたい」という気持ちにかられるようです。
その気持ちは必ずやお客様に対する気持ちにつながると信じてます。また、お客様に美味しい料理を提供したり、心地良い環境を作り上げる為にはセクションの国境を越えた絆も不可欠ですね。

Sommelier KI

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