キュイジニエCuisinier

2015.8.5

連載、食いしん坊倶楽部 番外編 ① 定置網漁体験

連日猛暑が続きますが、夏バテなんて無縁の食いしん坊YMです。

1本のイサキがきっかけでした。
先日、魚屋さんで発見した丸々と太った2キロの魚体。こんな立派なのは初めての事でした。魚屋さん自身も初めて見たと、他の魚屋には渡したくないと手に入れたイサキ。私はもちろん譲って頂き、アルカナのゲストにお出ししたわけですが、南伊豆は妻良の定置網にかかったそうです。
その日から妻良港が気がかりになってしまった私は今回、妻良の定置網漁に同行させてもらう事に至りました。

早朝4:25 待ち合わせの場所に行くと漁師さん達が黙々と支度中。何せ私は初体験の事で、緊張感・好奇心・・・眠気・MAXです。
程なくして7名の漁師さんと私を乗せた2隻の船が出航。日が徐々に昇り、深い入江の湾の雄大な景観を楽しんでいると、定置網に到着する。
ちなみに定置網漁とは、仕掛けを施した網、漁具をあらかじめ一定の場所に設置しておき、魚群を誘導入網し捕獲する漁法です。

2隻の船が網の両端に配置され、片側から網を巻き上げていきます。機械も導入されていますが大部分は手作業、かなりの重労働で皆さんムキムキです。

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網底は少しずつ海面に近づき、船の間隔も狭くなっていく。すると様々な魚が水しぶきとともに姿を現します。最終的にはたも網ですくい出しますが、すぐ様に選別されていきます。

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これらの魚は沼津港に運ばれ、明日のセリにかけられたり、加工されます。
大型のイサキ、メイチダイ、シマアジなどは生かしこみ。アジ、カマス、ムツ、サバなどは氷締め、ソウダガツオは加工用といった具合に。
巨大なエイの姿もありました。何と言っても漁師さん達の連係、手際の良さ、迫力。素晴らしいものを見せて頂きました。

船は7:00過ぎに凱旋。港では民宿を営む方たちでしょうか?そのお母さん達を筆頭に、皆さんバケツをもって大集合です。
水揚げされた魚はバーゲンセールのごとく品定めされていきます。

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漁師さん達はどこか誇らしげです。今日は本当に貴重な体験ができました、ありがとうございました・・・って忘れてはいけません。あくまで食いしん坊倶楽部、地元のお母さんに教えてもらったお店にて、うまい地魚10種握りを食した次第であります。

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