バトラーButler

2017.7.15

迷所発見!!

これは変換ミスではありませんよ。
お店(温室)にいたご本人がそう言ったのですから。

国道136号線の田京駅と伊豆長岡駅の間の田んぼの中にあるとある温室。
国道沿いにある「花工房たんぽぽ」の看板に多肉植物と言う文字に興味を持って
実際に温室に足を踏み入れてみました。

するといきなり
「素手で触らない!見る時は鉢ごと持って!」
「何を探してる?」
といきなりの先制パンチ。
私は軽い気持ちで足を踏み入れたのですが、かなりの上級者が楽しむべき所であった様です。
場違いな所へ来てしまったなぁと入って数秒後にはすでに後悔・・・。
しかしここでおめおめとしっぽを巻いて逃げる様な私ではありません。

中には多種多様な植物たち。
その中でも特に多肉植物の多さに圧倒されます。
普通の物では納得できないと言う拘りのご主人が選び抜いた変わった物が並んでいます。
いまは非常に人気が高いと言う事で、ご存知の方も多いかと思いますが一応ご紹介を。

多肉植物(たにくしょくぶつ)は葉・根・茎の内部の柔組織(じゅうそしき)に水を貯蔵している植物の
総称だそうで砂漠や海岸のような乾燥地帯に生育するものが多いそうです。多肉植物のうちで、サボテン科が
非常に多いグループである為一般に園芸業界では「サボテン」とそれ以外の「多肉植物」として区別されるとの事。

この多肉植物は非常に生育が遅く手の平の中に軽く収まる程の小さく見える物でも10年以上も
掛かる物があるそうです。また手で直接触れると植物がやけどしたような状態になって溶けてしまったり
する事があるデリケートな一面も。
しかし基本的なお手入れは楽ちんで、室内の日が当たる場所で週に1度程度の水やり位で大丈夫だそうな。
仕事で忙しい毎日を送っている皆さんには、もってこいの植物ではありませんか。

温室を訪れる際には、注意が必要です。
ここのご主人は毒舌タレント並み(それ以上かも?)に口が悪いので、お気を付け下さい。
ご本人がそう言っているので、本当です。
しかしそれが病み付きになって訪れるお客様も多いのだとか。
私が体験した感想としては実際に口は悪いのですが、とても面倒見のいいおじさんでしたよ。
冒頭に書いた通り足を踏み入れた事を後悔したのですが、
その後約2時間半、いろいろとお話を伺って
最後に何故か?お土産を貰ってしまいました。

後で知ったのですがここの「花工房たんぽぽ」さんはこの業界ではなかなかの有名な所の様です。
多くのお客様が県外からいらっしゃるとの事でしたがそれも納得です。

 

 

お車好きな方にもお知らせ
すごーく古ーいキャデラックが停められています(恐らく博物館クラスの車だと思います)。
何やら詳しく教えて下さったのですが、私が理解できたのは戦前に東京大学が所有していたもので
戦時中は地下室に隠され保管されて難を逃れ、何をどうしたのか分かりませんが物好きなおじ様のもとへ
やって来たと言う事。もう走らせることはなく今は埃まみれですが、時々洗車してあげているとの事でした。

拘りの変わり種の多肉植物や観葉植物、それと年代物の車と毒のあるおじ様に興味のある方は是非一度
この迷所に足を運んでみてはいかがですか?

リネン子

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