連載:食いしん坊倶楽部

2020.5.11

食いしん坊倶楽部 No 28 〈歌子さんのたまご〉後編

ポコンッ!
たまごが産まれる瞬間を見事撮影に成功!
食いしん坊YMです。

 

 

 

 

 

では 天城たまごの里 の鶏ちゃん達がどんなご飯を食べているか、ご説明します。
(※許可を受けています)
まず、大企業 伊藤忠が歌子さんの為に直卸しする穀物を中心とした特注配合のハイスペック飼料。これをベースに、歌子さんオリジナル飼料を混ぜていきます。

 

 

 

 

 

胡麻、昆布粉、自家製ウコン、牡蠣殻、乳酸菌、一味唐辛子… 人も美味しく食べれるのでは?と思うほどの材料。
素人目にもこだわりというか、いいモン食ってんナと感じます。

 

 

 

 

 

 

たまごはうまくなるでしょう、これは!
しかも、歌子さんのさじ加減、都度割合が違います。
“鶏をよーく観察し、じっくり手当て”
そして、
“全ては鶏に聞け!”
が歌子さんのモットーですから。
よって御飯のタイミングもその言葉に準じます。

 

 

 

 

 

「卵の味や黄身の色は、餌でコントロールできるけど、そもそも旨いたまごを作る事が第一じゃないんだわー。いい環境で、いい水飲んで、いい御飯食べて、鶏が元気なのが一番。だけど、そんな鶏が産むたまごだったら、うまいにきまっとろうがっ!」
恐れいります。うまいに決まってます。
そしてあくまで歌子さんは自然体。
例えば、夏は鶏も喉が渇くので水を沢山飲みます。したがって若干あっさりしたたまご。
冬は反対に、より濃厚なたまごに。
ただそんな事ぐらいでは、歌子さんのたまごのうまさ度は揺らがないのです。まさに自然卵。
こんな事を教えてもらえるのはとても素晴らしい事だと思います。
アルカナがオープンした13年前、歌子さんに出会うまでは、私はそんな事すら知らなかったとも言えます。ありがたや。
ものの価値とは何ぞやですね、本当に…

極め付けは
「その日に産んだ卵しか人にはわたさんでっ!」
です。この一言につきます。
歌子さんから受け取るたまごは、熱が冷めていない事があります。まさに産みたて。
大切なたまごです。

ここに我々が地方で料理する意味や、田舎で何かを食べる価値があるんだと、胸を張れる瞬間があるのです。

 

 

 

 

 

感慨にふけりましたが……

何だか、腹が減った!

よし、今日の日当を前借りして
この場で調理して食べようではないか!
自分で拾ったたまごをすぐ食す。
最高の贅沢である!
食いしん坊本領発揮。

まずは、薪ストーブで飯を炊くぞ。(って最初から準備万端)

 

 

 

 

 

 

その間に目玉焼き。
トッピングに今そこで取った原木椎茸。
これはうまそうだっ。

みどりに天然クレソンを添えて。
うましっ。

 

 

 

 

 

目玉半熟やっぱり好きだなー。

そうこうしていると飯が炊けました!
王道のTKGでしょ〜。
超新鮮たまごの弾力と透明感。
白身の臭みも皆無。
温度最高、魯山人もビックリ。

次はオープンオムレツ。
そこに生えてたワラビも入れてみる。
フランス料理だ、これは。
昔フランスでピクニックした時食べた、アスパラソバージュのオムレツを思い出した。

 

 

 

 

 

そして飯が余ったのでたまご炒飯。ハコベin。

 

 

 

 

 

 

たまごって凄いよ。
たまごがあればどれだけでも料理できる気がする。しかも何しても本当にうまい。

最後に茹でたまご作っておこう。

 

 

 

 

 

 

午後は配達があるのでおやつに持っていくべし。ごちそうさまでした。

たまご星人 食いしん坊YM

追記
食いしん坊の私は、今でこそ伊豆で色々な食材を見つけるべく目を光らせていますが、とりわけ自然のものを享受する、野のものを採取するといった事に楽しさや意義を教えてくれたのは、歌子さんが最初でした。たまごも衝撃でしたが、敷地内で山菜や野草を探したり、竹の子を掘ったり、原木椎茸を収穫させてもらったり。多くを体験させてもらっています。ありがとうございます。これからもお世話になります、歌子さん。
という事で今回も…

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