投稿者: arcanaizu

十割蕎麦

2015.1.7

修善寺の「竹林の小径」入り口近くに、十割蕎麦を食べられるお店があります。屋台をヨシズで囲っている概観なので、それと知ってて行かないと気づきません。地元修善寺温泉で某ホテルの支配人をしていた方が退職後にはじめたお店です。そば職人ではないのですが、美味しいそばに対する情熱はなかなかのもの。

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まず北海道から仕入れたそば粉を、修善寺の湧き水でこねます。小麦粉もつなぎもいれない、まさしく十割の蕎麦。こねあがると「これが蕎麦の香りだよ」と、こね鉢のそばのかたまりを見せ、香りを嗅がせてくれます。捏ねあがった蕎麦を製麺機で押し出し、へらで切りながら煮立った湯に直接投下。ご主人曰く、そばを切るのは結構たいへんな作業なので、この製麺機がなければ、そば屋はやらなかったそう。

湯で上がった蕎麦は湧き水でしめられ、半人前ほどの量が皿に盛られます。この間に客が本わさびをおろします。それをを蕎麦に直接のせ、上から塩を振ると「塩蕎麦」の完成。塩は色々試した結果「アンデスの塩」に決まったのだとか。

この「塩蕎麦」で蕎麦本来の味と香りを楽しんでいる間に、残りの半人前ほどの量がざる蕎麦となって登場します。上に散らばしている海苔はきざみ海苔ではなく、贅沢にも伊豆の「磯海苔」。そして本わさびの入ったそばつゆで、これをいただきます。磯海苔の風味が効いた贅沢なそばを食べている途中で、今度は大胆に削いだゆずの皮がそばつゆに「ほいっ」と放り込まれ、最後はそば、わさび、磯海苔、ゆずの豪華な香りの共演を堪能。

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この贅沢な体験で一人前五百円。
お店ははじめて数年ですが、ワンコインで本格的な十割蕎麦が食べられると、テレビにも何度か紹介されています。

アルカナに来られるついでにちょっと寄り道してみませんか。こねるところから見たい方は営業時間の直前に行くのがお勧めです。

Butler Yu

明けましておめでとうございます。

2015.1.4

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明けましておめでとうございます。

皆様は年末年始どのようにお過ごしでしたか。
アルカナ イズでは毎年恒例となりつつあるカウントダウンイベントが開催されました。
バトラー主催で行われるこのイベント。
今年は10月から話し合いを重ねて準備をしてきました。
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ディナー営業が終わった後に話し合ったり、リハーサルを行ったり…。
昨年の反省を活かして、お餅付きの練習を行ったり…。
そんな中迎えた2015年。
アルカナ イズらしく静かに、そして心温まるひと時でした。

バトラーもこのイベントを通してさらにチームワーク良く、
今年も元気に皆様をお迎えしたいと存じます。

バトラー Tur

一年

2014.12.29

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もうすぐ2014年が終わろうとしています。

今年の4月で入社一年が過ぎました。
社会人2年生として、アルカナイズのキュイジニエとして
この一年でさまざまなお客様とお会いすることができ、
また職場のみなさんと接してきて辛いこと、楽しいことなど
沢山の経験をすることができました。
ありがとうございます。

残すところ今年もあと少し、
今年の最後に10年に一度の寒波がくるとか。

皆様、風邪をひかないように気をつけてお過ごしください。

キュイジニエKen

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土肥金山

2014.12.26

クリスマスもあっという間に過ぎ、今年も残すところあとわずかになりましたが
いかがお過ごしでしょうか?

先日私は、何でも世界一の金塊があるという事で西伊豆の土肥に足を運んでまいりました。

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土肥金山は江戸時代から明治、昭和にかけ佐渡金山に次ぐ生産量を誇った金山だそうです。
行ってみると昔の採掘現場そのままを見ることが出来、ぐるっと一周しますと江戸時代からの歴史も一緒に学ぶことが出来ます。
また砂金採り体験コーナーも併設され砂金を取る事ができます。

私も夢中で砂金採り!
小学生のころを何だか思い出しました・・・。

最後にお目当ての250kgの金塊!!!
こちらは実際に触ることが出来ます。
ご利益があるように私もスリスリ。

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是非伊豆にお越しの際は観光のご予定にいかがでしょうか。

Butler(&新米ソムリエ) H

寒波とアルカナ

2014.12.22

毎日もの凄い寒さですね。
皆さんのお住まいの所はいかがでしょうか?

温暖な土地で知られるここ伊豆も、その例外ではなくレストランの前の小川に氷が張ったり外設の水道が凍ってしまって水が出ない・・・など予想外の寒さです。

予想外なのはなにも人間だけでなく植物にとっても同じようです。
朝方の霜にやられてしまったのか、昨日まで綺麗な緑色をしていたシダが少し色濃く霜やけしてしまっておりました。

その中でも大打撃を受けている植物がありました。

紫陽花です。

葉がまるでフリーズドライにでもなったかのようで可哀相・・・。
それこそ昨日までは綺麗な若草色の葉を広げていたのですが一晩でこの変わり果てた姿です。

私が生まれて初めて剪定をこの夏にした紫陽花なので、その変化を毎日気にして来たのです。
紫陽花に剪定が必要な事を知らなかったので、初めて色々調べて慎重に行ったのです。
その成長ぶりといいますか、葉が出て来てよかったとほっとしていた矢先の出来事。

私の心まで枯れてしまいそうです。

で・す・が、枝先にはしっかりと小さな葉が蕾のような形で残っておりました。

「これからまだまだ寒い、冬本番ですが頑張って!!!
 また6月には綺麗な花を咲かせてくれます事を信じてますよ」

今後も時々、紫陽花のその後を報告させて頂きますね。
乞うご期待。

PS
時節柄 みな様も風邪などひかぬよう、体調管理にはくれぐれもお気を付け下さいま
せ。

Butler S

聖なる夜 ~2014ノエル~

2014.12.20

料理長の山本です。
今年2014年のクリスマスメニューについてお話ししたいと思います。

今年の特選食材は、幻の高級魚”クエ”が登場致します。
山口県萩で一本釣りにされたクエは、神経抜きで処理され、適切な温度管理で熟成中、秀逸な一皿へと変身します。

続いて、平井牧場の伊豆牛フィレ肉です。
伊豆牛は、アルカナイズでは無くてはならないブランド牛で赤身が美味しく、フィレ肉は柔らかさも併せ持った最強部位です。
なかなか手に入らない伊豆牛のフィレ肉を6日間限定メニューでのみ、楽しんでいただきます。

コースの最後を飾るのは、デザートです。
今年も三島の達人”石井さんのイチゴ”。
多彩な感性を持ったパティシエが、皆様に楽しんでいただけるよう最後の最後まで調整しております。

2014年も残りわずか寒さも一段と厳しくなってきましたが、アルカナイズには24時間いつでも入れる露天風呂と温かいスタッフが待っております。
ぜひ一年の疲れを癒しにお越しくださいませ。

chef yamamoto

名残紅葉探し

2014.12.17

アルカナ イズのある天城の山々は現在冬を迎えつつあります。
朝、家を出ようとすると庭一面に霜が降りていたりするのを見ると冬の訪れを感じる日々であります。
天城の山々も紅葉のシーズンを終え、お部屋から見える景色もすっかりと冬山風景になってきました。

私にはこの時期ならではの楽しみがあります。
それは「名残紅葉探し」です。
山の中を歩いていると周りの木々がすっかり落葉している中で、樹齢のせいなのか、日照場所のせいなのかは分かりませんが、枝にしっかり葉っぱを残し、「まさに今が紅葉の見頃!」のような木を見つけることができます。
そのような木を見つけると、何だか健気に頑張っているように見えてきて思わず写真におさめてしまいたくなります。

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アルカナの敷地内の木々はすっかり落葉していまいましたが、アルカナから外に出た周辺のお散歩コースではこのような「名残紅葉」の木々をを見つけることができます。

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朝食前や朝食後のお散歩に行かれた際にはぜひこのような「名残紅葉」の木々達を見つけてあげてください。彼らに取っては『今が見頃!』なので。

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この木々達もしっかり葉っぱを落としたときに本当の冬が訪れることでしょう…。

Butler SAI

冬の朝食

2014.12.15

12月も半ばを迎えました。
先日ディナーメニューが冬バージョンに変わり、朝食もいよいよ新メニューになります。

アルカナのご朝食は、朝からワクワクして楽しんで貰えるように遊園地がテーマです。
観覧車をイメージした小さなグラスに可愛らしく盛り付けられた一口サイズのお料理、温かい具沢山のスープ、自家製のハムやパンなどをワンプレートでご用意します。

おどろきのご朝食、お楽しみに。

キュイジニエNANA

グランドメニューが冬バージョンに変わりました!

2014.12.12

寒さがひとしお身にしみるころとなりましたが、皆さまいかがお過ごしですか。
風を引きやすいこの季節、まずはしっかりご飯を食べて体調管理に気を付けたいものですね。

さて、アルカナでは先日10日より冬メニューがスタートとなりました。
写真は勉強会の様子です。山本料理長の説明に真剣に耳を傾けるバトラー。

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お客様にしっかりお料理の説明ができるよう、気合十分です!

今回のお勧めは何と言っても「ジビエ」!この時期限定の一品です。中でもお試し頂きたいのが、「猪」です。

アルカナで使用する猪は、地元天城で生け捕りにされたもの。
熟練のハンターによって補殺の時に血抜きをされるため、臭みがありません。ジビエに抵抗のある方も衝撃を受けること、間違いなしです。

実は私Butler Kもその1人。。。

今回、神秘コースのチョイスに組み込まれている「猪」、是非是非お試し下さい。

▽メニュー詳細はこちら♪
https://www.arcanaresorts.com/menu/arcana.html

皆さまのご来館をスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

Butler K

arcana特製シューラスク

2014.12.9

お土産に買って帰れるお菓子を販売して欲しいというお客様からのご要望が多いので、今年もご用意しました!!

今年のアルカナ土産には、何個買っても重くない!?「シューラスク」です。
ポイントはバターではなく、太白ごま油で軽く焼き上げ、それをシロップにくぐらせて低温で1日乾燥させカリカリの状態にします。

お味は3種類。

ナチュール
・パラチニットをのせてよりカリカリにしたプレーンタイプ

ノワゼット
・ヘーゼルナッツとナッツペーストでナッツのフレーバー

キュリー
・6種類のスパイスを使用したカレーのフレーバー

どれも軽いのでポイポイと食べてしまいます。

もう1つのお菓子は、ピラミッド型に焼いたフォンダンショコラです。
中が柔らかい状態で焼き上げた濃厚ショコラです。
形がくずれるため、冷凍の状態でお渡しします。
自然解凍をして、常温に戻ったところで召し上がって頂くのがBESTです。

今週末から販売開始の予定です。
是非、お土産にどうぞ!!

パティシエMi

連載、食いしん坊倶楽部 その④ 干物

2014.12.5

皆さん、うまいものを食べた時、どんな顔になってしまいますか? 食いしん坊YMです。
私は日頃から何かうまいものは無いかと探しているわけですが、車を運転している時によく目を向けてしまうものがあります。

干物という二文字です。

山海に恵まれた伊豆半島には様々なうまいものが身近にあるのですが、代表するもののひとつがこの干物です。

沼津は鯵干物生産量 全国一位ですし、熱海や伊東をはじめ、干物の町と言っても過言でないような場所が多くあります。
はっきり言って迷います。どれが一番うまいんだろう?
食すからにはよりうまく食べたい。自分が満足できる干物に出会いたい。
食いしん坊の嬉しい悩みです。

やはり原材料となる鮮魚が上質であることが絶対条件になります。加工するからと言って妥協するのは許されません。

干物は元来、保存食品として発明されたものですが、塩に漬けたり、天日で乾燥したりするうちに、魚が持っている旨みを増加、濃縮させる非常に興味深い食べ物です。
そう考えると、いかに魚の潜在能力が大切かが改めてわかります。旬の魚の魚体コンディションを見極める目、そしてそれぞれの魚の良質なうまさを最大限生かして干物へと変える職人の腕がうまさの条件です。

そこで私がぜひオススメしたい小さな店があります。
下田市外浦の ひもの 万宝です。

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主に下田港に揚がった最高の魚で、こだわりと情熱を持って手作りされた干物。
それをなんと親父さんが囲炉裏を前に、備長炭で絶妙な加減に焼いて食べさせてくれます。
こんな店はめったにありません。

香ばしい匂い、煙、音。待っている間にも 持参した白米が減っていきます。
伊勢海老(親父さんの発明)、のどぐろ、鯖、あおりいか、メヒカリ、太刀魚、、、
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そんなこんなで今日も? 干物でフルコース。

つづく

食いしん坊キュイジニエYM

水族館ぶらり

2014.12.1

皆様、はじめまして!
新米バトラーのY.Iです。どうぞよろしくお願い致します。

私は2ヶ月前に、はじめて伊豆へ参りました。
自然が豊かな土地とは聞いておりましたが、想像を上回る雄大な天城の緑に日々いやされています。
さて、伊豆の自然はもちろん緑だけではありません。
そう、海です。

というわけで、先日、沼津の伊豆・三津(いず・みと)シーパラダイスへ行ってまいりました。水族館です。
伊豆長岡駅からシーパラダイス行の往復バスが運行しておりますので、こちらをご利用になると便利です。
ひとりで水族館にぶらりとは、大人になったものだ….なんて感慨にふけりつつ、くらげや色鮮やかな魚に癒されました。

深海魚や巨大なカニなどもいて、子供も大人も十分に楽しめる内容になっています。
外に出れば、涼しい海風に吹かれながら、かわいらしいイルカのショーが見られます。
ここではイルカだけではなく、アシカやトドのショーも行っています。
トドのショーは、あの巨体がまさか!という驚きの連続です。必見です。

大人になって水族館へ行く機会なんて無い、という方も多くいらっしゃるかと思います。
しかし、大人になってから行く水族館は、子供のころには感じ取れなかった様々な感動があると思いました。
お時間のある時にぜひ、立ち寄ってみてくださいませ。

Butler YI

『木の香り』

2014.11.26

こんにちは。 Butler RYOで す。

日に日に寒くなって参りましたね。

今年もアルカナの冬の風物詩、エントランスの暖炉に火が灯りました。
建物の中にいればいろんな暖房器具があふれている現代ですが、パチパチと音をたてて燃える暖炉の火も風情があっていいですよね。

寒さの厳しい冬空の下、お客様を迎えるエントランスを温かい雰囲気と木の香りで包んでく れます。

ちなみに今エントランスの門をくぐると、こんな感じの景色が迎えてくれます。

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紅葉がピークを迎えると、その後には寒い寒い冬がまっております。
そんな時は温泉に入って心も体も温まりたいですよね。

皆様、今年の冬は温泉と美味しい食事を求めてアルカナ イズに遊びにいらして下さい。

Butler RYO

どこから きたの しろばんば♪

2014.11.23

  「どこから きたの しろばんば♪

  たかい あまぎの おやまから♪♪

  もりのおおきなこかげから♪

  ゆきぐもあつまるおそらから♪♪」

湯ヶ島で育つ子供たちが学校帰りに口ずさむ
この地域だけに伝わる童謡だとか。

湯ヶ島の夕方、防災無線のチャイムの音楽として
「しろばんば」の歌が流れます。

何気なく聞いていたこの音楽に
歌詞があることを教えてくれたのは
やはり地元湯ヶ島で育った
アルバイトの女の子でした。

井上靖の幼少期を描いた小説「しろばんば」。

秋の終わりから冬の始まり、夕暮れ時にふわふわと舞う
白い綿毛をつけたこの小さな「雪虫」を湯ヶ島の方言で
「しろばんば」と呼びます。

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井上靖が幼少時代を過ごした大正時代の湯ヶ島。

その頃と変わらないニッポンの田舎の風景がここにはあります。

洪作少年の歩いた道を、「しろばんば♪」を口ずさみながら
お散歩してみてはいかがでしょうか?

butler C

koganezaki ~伊豆の大自然ジオ~観光

2014.11.20

arcana izuのブログをご覧のみなさまこんにちは。
はじめまして!今秋、入社したばかりのバトラーEです。どうぞ宜しくお願い致します。

みなさまは、伊豆へのご旅行で「お気に入り」の場所・食べ物等・・・ってございますか?

私がお勧めしたいのは、「西伊豆」です!
先日、西伊豆町宇久須(うぐす)エリアの黄金崎へ行って来ました。

こちらの岬…何かの形に似ていますね!

…そうです!今年の干支でもある「馬」の形です。
「馬ロック」という愛称でも呼ばれています。

さらに進むとサンセットデッキや富士見丘があり駿河湾と富士山を望むことができます。
そしてなんといっても、西伊豆町は夕陽日本一宣言の町。西伊豆の夕陽は本当に美しく、感動的です。黄金崎の岩肌に夕陽の光が当たるプロピライト現象も見る価値ありです。
※この日は曇り空で見ることができませんでした。

散策コースは全長0.9km。黄金崎の根合(ねあい)海岸はダイビングスポットとしても有名です。私も一度だけ、こちらでダイビングの経験があります。
又、散策コースの途中に黄金神社があり、願愛海岸(根合海岸)物語という古くからの言い伝えもあるとの事。社に小石をお供えすると願い事が叶うそうです。
その先には「夫婦椿」という紅白の椿もあり、この地を訪れる方々の縁結びの場にもなっています。

公園内には休憩・カフェスペース『こがねすと』もあり西伊豆ならではのお土産も買う事ができます。
こちらで、西伊豆町内に実際にあるジオサイトを表した「西伊豆ジオプレート」というスイーツをいただきました。
シュークリーム、マンゴーソフトクリーム、チーズケーキの3点セットです!

美味しくいただきながら、ジオサイトを学べるっていいですね。

みなさまも是非、アルカナイズの行きや帰りの際に西伊豆、黄金崎へ寄ってみてはいかがでしょうか。
伊豆の大自然にありがとう!な一日でした。

butler E

天城紅葉まつり

2014.11.18

みなさん、こんにちは。
朝晩がめっきり冷え込み、日々季節の移り変わりを感じる今日この頃、いかがお過ごしですか?

アルカナイズのまわりの山々もだんだんと秋色に変わり、紅葉の見頃を迎えました。

そこで今日は天城で行われている天城紅葉まつりをみなさんにご紹介したいと思います。

文豪たちが愛した秋の天城路。

天城越えの紅葉まつりが平成26年11月1日~11月30日まで、天城山隧道(旧天城トンネル)会場と、道の駅天城越え会場の2か所で開催されています。

『道の駅天城越え』会場では、紅葉まつりスタンプラリーや伊豆近代文学博物館の入館者にお茶とお菓子のサービスやアートはがきセットのプレゼントなど、天城山隧道会場では、伊豆の踊子との記念撮影や提灯ウォーク、しし汁サービス(開催日、数量限定)など、イベントが盛りだくさん。

紅葉を何倍も楽しめる『秋のハイキングガイドツアー』など、秋の天城山を存分に味わえる企画もあります♪
こちらのイベントに私も一日ですがお手伝いさせていただきます。

みなさんも天城にお越しの際には是非立ち寄ってみてください。

キュイジニエ K

ランチバイキング

2014.11.14

伊豆の国市の大仁に「IZU WORLD みんなのハワイアンズ」という場所があります。 数年前まで「伊豆洋らんパーク」と呼ばれていたところで、道の駅「伊豆のへそ」も併設されています

洋らんをメインとした温室植物園があり、小動物や熱帯の鳥なども見られますが、一番のウリはハワイアンのステージで行われる本格的なフラダンスなどのショーで、ちょっとした観光スポットになっています。

ショップもハワイのグッズをはじめ、地元の洋菓子、地場産品、伊豆のお土産物など、とても多彩で、バームクーヘンを焼いているところが見られたりして、なかなか楽しいところです。雨降りの日なら間違いなくお勧めの施設といえるでしょう。

今回お勧めしたいのは、ここにあるレストランのランチ。
伊豆のレストランでは珍しいバイキング形式です。
こちらの親会社は少し高級なソーセージなどの食肉加工で知られる「米久」。 やはり肉やソーセージは良質です。

種類の多いドリンク、デザート、チョコファウンテンまで好きなだけ食べて1620円。全種類は食べきれません。お昼に食べるもので悩んだり、家族で意見が合わなかったりしたときには、バイキングがお勧めです。

Butler Yu

伊豆探検

2014.11.11

以前から気になっていた大瀬崎に行ってきました。
修善寺から山を越えて車で約1時間のドライブ。

夏には海水浴客で混雑しているようですが、 この時期はダイバーさんが数人いるのんびりした雰囲気。

2キロほどのピクニカルコースもありますが、海の目の前に車を止めてショートカットの約30分コースをのんびり歩いてきました。
湯ヶ島とは違う水音を聞きながら丸い石がごろごろの海岸は新鮮。

あいにく雲が出ており富士山は見えませんでしたが、海に輝く太陽の光がキラキラと綺麗でした。

Butler Tur

伊豆でチョウザメ飼育 in arcana

2014.11.8

肌寒くなってきました、この季節。
空気が乾燥してきたためか、スタッフの間で風邪気味がちらほら。

さて今日はチョウザメについて書きたいと思います。

【食材物語】のイベントから、なんと!チョウザメを飼いはじめました。
産まれて七ヶ月の小さな赤ちゃんチョウザメです。

今は体長が5㎝くらいの大きさで、これがキャビアができるチョウザメなのかと、疑ってしまう大きさです。卵を持つチョウザメの大きさになるまでには、なんとも八年以上かかります。 

チョウザメは視力が弱く嗅覚でエサを探します。
適している水温は幅広く20~30℃までで水道水をカルキ抜きしないと飼えない魚です。
エサを食べてるチョウザメを観ているとなんだか見いってしまうこの頃です。

キュイジニエKen

スタートライン

2014.11.5

こんにちは。
今年も残すところあとわずかとなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

この度、私事ですが本年度のソムリエ認定試験に合格致しました。

この認定試験を通してワインの勉強はもちろんですが、日ごろ本当に色々な方々に支えられているのだなと実感したことが大変ではありましたが受験して良かったと感じました。

試験に向けてのアドバイスを送ってくれた諸先輩方、さぼり気味な私の背中を叩いてくれた支配人、試験日に近づくにつれ勉強の時間をつくれるよう配慮して下さった同僚の方々・・

本当に感謝の気持でいっぱいです。

ようやくスタートラインに立てたというのが正直な気持ちです。
これから美味しいワインを皆様に紹介できるよう、益々精進していく次第でございます。

・・・さて、今アルカナでは【新米ソムリエからの挑戦状】というプランを販売しており、料理に合わせたテイスティングコースをご用意致しております。

ただ、こちらブラインドで当てて頂くという企画です。
3種類のワインを正解された方には豪華な景品もございます。
ぜひ振るってご参加いただければと思います。

最後は宣伝になり失礼致しました。
これからもご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。

Butler(&新米ソムリエ) H

感謝

2014.11.3

10月26日食材物語~秋収穫祭~を開催し、大勢のお客様にお越し頂きたくさんの笑顔を見ることが出来ました。

ご協力いただきました生産者さんは、
ひらい牧場さん、北山農園さん、増島農園さん、フジキンさんの皆様です。

それぞれ工夫を凝らしたプレゼンテーションをご用意頂き、スペシャルディナーが始まる前のレストランを眺めていると感激と同時に感謝の気持ちでいっぱいになりました!

この舞台にお客様を招きいれられる喜びを感じながらお料理を提供しました。
各テーブルで見られる生産者さんとゲストとの会話、溢れる笑顔・・・
この仕事をやってて良かったと思える瞬間です。

食材物語4回目は、
2015年2月1日に決定しました!

次回は、どのような生産者さんが湯ヶ島に集まるのかご期待下さい。

ちなみにリュミエール アルカナイズのレストランには可愛いチョウザメが水槽の中を泳いでいます。
珍しいチョウザメの赤ちゃんを見にアルカナにお越しくださいませ。

Chef yamamoto

食材物語その後・・・

2014.10.30

先日 食材物語のイベントで生産者さんが4組いらっしゃいました。

その中に株式会社フジキンの平岡さんがいらっしゃいました。
フジキンさんは日本で数少ないチョウザメの養殖をしている会社です。

私と平岡さんがチョウザメの話で盛り上がっている所を見て
支配人が不思議そうに見ていたので種明かし。

もうかれこれ熱帯魚を飼い始めて25年ほどでしょうか。
自分で言うのもなんですがそろそろベテラン域ですね。

疲れて帰ったあともこの水槽を眺めては癒されております。

しかし時に調子を崩している時、全く癒されない事もありますが・・・。

この趣味のメリットをあげると観察力と推測力が付きます。
ものを言わない生き物が相手となりますからこちらが良く観察をしないと調子を崩したりしますので。

こじつけではありますが、私なりにこの仕事と関連付けるとこの観察力はお客様にも活かせます。

つい癖でお客様の表情から色んな事を考えてしまいます。
と言っても全て見抜ける訳ではありませんのでご安心くださいね。

お好きな方がいらしたら是非お声かけて下さい。

Butler S

秋深まる天城峠

2014.10.27

先日、朝早起きをして旧天城トンネルまで久しぶりにハイキングをしてきました。

アルカナ イズからは車で15分〜20分くらいの距離ですが、歩くとおおよそ片道2時間くらいの距離。
足場の悪い場所もほとんどないので、のんびりと歩きながら天城の山々の風景を楽しむことができます。

早朝5時。 気温13℃、天気は薄曇り
と、山の中を歩いていくにはちょうどいいコンディションです。

少し前の台風の影響で山道が通行止めとなっている場所があるのでいつもとは違うルートを迂回しながら山の中や車が通る道の脇を歩きながら旧天城トンネルを目指して進んでいきます。

10月に入って朝晩冷え込むようになった天城の土地は徐々に紅葉が始まってきました。
綺麗に真っ赤に染まった木や鮮やかな黄色の葉っぱを広げた木が、まだまだ緑色を保った木々の中に混ざっている風景は、この時期の山の美しいコントラストを演出してくれています。

トンネルまでもう少しというところで突然大きな鳴き声が!

この時期アルカナ イズにいても聞くことができる伊豆鹿の鳴き声です。
「けっこう大きな鳴き声だし、近くにいるのかな…」と、ふと山の中に目をむけると、なんと目の前にこっちを見ている鹿がいるではありませんか!その距離約10m。 
まだまだ子鹿なのでそんなに大きくありませんが、一人でいるときに遭遇するとさすがに焦ります。
思い切って写真を撮ろうとすると、またしても大きな声をあげながら山の奥へと走っていってしまいました。

声のボリュームにやられて写真を取り損ねてしまったので、しかたなく子鹿がいた場所を写真でパシャリ…。

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子鹿の写真は取り損ねてしましましたが、無事に旧天城トンネルに到着です。
朝7時、薄明かりのなかにあるトンネルは不思議な雰囲気を感じさせてくれました。
トンネルの出口が見えるのに、どこまでも続いていそうな暗さに思わず吸い込まれていきそうになります。

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なんども来ているのに「また来よう…」と思わせるのが、この旧天城トンネルのどこか不思議な魅力の一つです。
その不思議な雰囲気にしばらく身をおいていると、自然と心が安らいでいきました。

『秋深まる天城峠』にみなさんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

Butler Sai

食材物語、間近です!

2014.10.24

10月26日、27日は生産者さん達とのイベントです。

イベントに向けて本日、北山農園さんからステキな野菜が届きました。
皆と手分けして仕込み開始です!

キュイジニエNANA

Happy Halloween !!

2014.10.21

涼しい気温が続くこの頃、みな様いかがお過ごしですか。他のスタッフから「寒いよ~」という声が聞こえる中、東北出身の私にとって、この時期はとても快適です。

さて、10月といえば。。。そう、「ハロウィン」の季節ですよね!
上の写真はバトラー手作りのジャコランタン。本物のかぼちゃを使用しております。どのタイミングで出会えるかは、滞在中のお楽しみ!

さらに、アルカナでは10月31日までハロウィンイベントを行います(※近日開始予定)。

滞在中にスタッフを見かけたら、「トリックオアトリート!!」と声をかけてみて下さい。

可愛いハロウィンキャンディと、シールがもらえますよ。
このシール、たくさん集めると景品をゲットできるかも!?是非ご参加下さい。

ちなみに、上の写真のジャコランタン、夜にはこんな姿に。。。

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なかなかの迫力ですよね。記念撮影にいかがでしょうか。
みな様のご来館をお待ちしております!!

Butler K

伊豆の国のコプリーヌ

2014.10.18

先日、伊豆の国市できのこを栽培している増島農園さんに見学させてもらいに行ってきました。

増島さんは白あわび茸、たもぎ茸、やなぎのこ、コプリーヌの4種類のきのこを栽培していらっしゃいます。
白あわび茸は現在一般的にエリンギと呼ばれる栽培きのこのことですが、先代が初めて白あわび茸の栽培に成功されたそうで、今でもあえて、こだわって当時の呼び名を使っているそうです。
たもぎ茸は見た目が黄色で、香りが一番強いそうです。
やなぎのこは、シャキシャキした食感がとてもおいしいです。

私が1番気になったコプリーヌは、日本名「ささくれヒトヨダク」別名「こけし茸」、「つくし茸」・・・
このきのこは栽培が大変で、お姫様のように手がかかるとおっしゃっていました。
そのため、日本では二件しかつくっていないそうです。

注目は抗酸化効果、美白効果があるといわれる「エルゴチオネイン」という成分を多く含んでいるそうです。今、気になるアンチエイジングです。

「デザートでつかえないか?」
「使えたらおもしろいなー」

もう頭の中を占領されてしまいました。
秋の食材物語でも何か表現したいなーと思っています。 お楽しみに!

パティシエMi

ワイン生産者の新星

2014.10.15

先日カリフォルニアを訪れてから1ヶ月半ぶりに朗報が届きました。
欲しかったワインがようやく手に入るのです。

その名は
2013 Kutch Pinot Noir McDougall Ranch!

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最後に訪れたのがこのKutch Wines(クッチワインズ)。
ここのご主人はJamie Kutch氏。 元ニューヨークのメリルリンチのディラーだった彼はワイン造りを夢見て脱サラしカリフォルニアに移住しこのワイナリーを立ち上げたのです。
彼のモットーは食事に合うワインを造ることで厳選されたPinot Noirの買い付けだけでなく発酵層、熟成樽にもこだわりを持ち、数々の優良ワインを造り上げています。

この日もちょうど葡萄の収穫でワイナリーはごった返しておりましたが合間を縫っては丁寧にワイン造りの工程やKutch WineのこだわりをJames氏自ら語ってくれました。

ワインの試飲も3本ほどさせて頂きましたがその中でもMcDougall Ranchの素晴らしさは際立っていて、極限まで除梗された葡萄で造られるこのワインはRomanee Contiと同様の発酵層で発酵を終えた後フレンチオークで熟成されます。

ラズベリー、チェリーや多彩なスパイスの香り、そして他のPinot Noirにはみられない温かな厚みとしっかりしたタンニンを感じる至福のワイン。当日購入を希望したのですがまだ瓶詰めされていないとのことで断念せざるを得ませんでした。

しかし先日、ようやく収穫後の工程も落ち着きワインの瓶詰めも完了とのことで連絡が入り早速送ってもらえることとなりました。

遅くとも来月上旬には2013 Kutch Pinot Noir McDougall Ranch がarcana izuに到着します。

その他のワイナリーのワインは全て到着しておりますのでCalifornia Selectionsと題して、既に販売開始しております。
中には数本しか手に入らない貴重なワインもありますのでお早めに!

Senior Sommelier KI

連載、食いしん坊倶楽部 その③ 深海魚

2014.10.12

皆さん、日頃どれくらいうまいものに出会えていますか?食いしん坊YMです。
今回、うまいものを求めてやって来たのは戸田漁港。

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戸田の名物といえば、何と言っても深海魚をおいて他にはありません。

駿河湾では9月半ばからトロール漁(底引き網漁)が解禁になり来年の5月までほぼ毎日深海魚の水揚げがあります。
ちなみにアルカナでお出ししているアカザエビやトロボッチなどもこの漁法で漁獲されたものです。

2500mという日本一の水深を誇り、日本に生息する魚類の約半分の種類がいると言われる駿河湾には、沢山の素晴らしい漁港があります。しかし、なぜ戸田漁港にとりわけうまい深海魚が水揚げされるのでしょうか?

今回調査を進めた結果、2つの点が結びつきました。

1つ目は、富士山の湧水が戸田沖に注いでいる事。
2つ目は、世界一深いマリアナ海溝が戸田沖に繋がっている事。

つまり、数十年間にも及ぶ滞留時間を経て様々な養分を集めた富士山の恵み水を求めて、太平洋の多種多様な魚介類、特に深海魚がマリアナ海溝にそって集まってくるのです。

そしてその深層水に含まれた豊富なプランクトンを食べ、魚達自身がうまくなるに違いありません。

では実際に戸田でどんな深海魚が漁獲されているかを知るため、私がオススメしたいのは、まず漁協直売所やスーパーを覗いてみる事です。
有名なタカアシガニは勿論、その日水揚げされたメギス、アブラゴソ、ゲホウ、ノドグロ、ユメカサゴや本エビ……
あまり馴染みのない、少し愛嬌のある姿をしためずらしい魚達が並んでいます。この時点で食いしん坊の好奇心はくすぐられっぱなしです。どんな味がするんだろう?

こうなれば後は、食すあるのみです。
戸田は小さい港町ですが、さすがうまい深海魚料理を食べられる食堂が何軒もあるので、本当に迷ってしまいます。

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刺身、揚げ、焼き、煮付け… 今日も決めきれない私はついつい食堂をはしごしてしまうのでした。
これも食いしん坊の性…

つづく

食いしん坊キュイジニエYM

Izu Gyu

2014.10.9

こんにちは。

先日、スタッフ皆で地元の「ひらい牧場」に行ってきました。
ここで飼育されているのが地元で有名な「伊豆牛」でございます。
アルカナ イズにご宿泊頂いたことのあるお客様は、よくご存じかと思います。

伊豆牛はひらい牧場でのみ飼育されている黒毛牛とホルスタインの交雑種でございます。
こちらは生後約5ヶ月、まだあどけなさの残る可愛らしい顔立ち。

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出荷直前の体重は約800㎏近くになるそうです。そこまで育てるのに約28ヶ月。 
ん~おいしそう…。

伊豆牛は生産量も少なく希少な為に、飲食店以外では、ひらい牧場の直営店であるひらい精肉店でのみお買い求め頂くことができます。
伊豆牛を使ったコロッケやメンチカツも販売しており、気軽に立ち寄れます。

アルカナ イズでも常にメインのお肉料理としてご用意している伊豆牛。
秋メニューではイチボと言われる部位、ちょうどおしりの上部ぐらいにあたるところを使用しています。
アルカナ イズにお越しの際には是非お試し下さいませ。

butler RYO

「一歩前へ」

2014.10.6

今年度のアルカナ イズのスローガンは

「一歩前へ」。

一歩前へ、お客様の心に近づけるように・・・

一歩前へ、自分自身が前進できるように・・・

一歩前へ、仲間たちとともに歩んでゆけるように・・・

一歩前へ、時代の先を行くおもてなしを・・・

新たな一歩を踏み出すアルカナ イズにどうぞご期待くださいませ。

Butler C

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